ぼやけたビーブル/Blurry Beeble
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ぼやけたビーブル/Blurry Beeble (青)アーティファクト・クリーチャー ― サイボーグ(Cyborg)・ビーブル(Beeble)
ぼやけ(このクリーチャーは、これが唱えられるに際して防御プレイヤーがメガネをしていたときにのみブロックされうる。)
ぼやけたビーブルがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
透かし:小型装置団/Order of the Widget
アーティスト:Jeff Miracola
アン・セット常連のビーブル。今回は小型装置団/Order of the Widget所属でサイボーグでもある。
例によって回避能力持ちで、ぼやけ(Blurry)という独自のキーワード能力を持つ。要するにメガネをかけているプレイヤーにだけブロックされる、というもの。対戦相手の衣服に応じた回避能力という意味では、以前のデニム渡りの後継能力と言ったところ。ただしあちらと違って参照するのは唱えた時点なので、後でメガネを掛けたり外したりしても意味がない。
メガネなしの相手に対しては確実なクロックになるのと同時に、サボタージュ能力でルーティングして手札と墓地を充実させることができる優秀な戦力となる。しかし逆にメガネをかけている相手だと、単なる1/1であり攻撃はなかなか通らないだろう。
[編集] ルール
- 「唱えられるに際し」とは、呪文を唱えることを宣言してからコストの支払いが完了するまでの間である。
- 支払いが完了するまでの間に素早くメガネをかければ間に合うかもしれないが、青マナ1点の支払いに必要な時間はそう長くはないだろう。
- 唱える手順を経ずに戦場に出た場合、メガネをチェックするタイミングはない。その場合、メガネをかけているプレイヤーであってもブロックされない。
- メガネは、「両目をレンズが覆う形状のもの」に限られる。
[編集] 開発秘話
このカードは当初からHurloon Wranglerに似た回避能力を持つビーブルとしてデザインされた。ただしHurloon Wranglerが戦略上、プレイヤーに衣服を脱ぐように勧めていた点は繰り返すべきではないと考えられていた。Mark Rosewaterはまず髭渡り/Beardwalkという(気軽に着脱できない)髭の有無を参照するものをデザインしたが、プレイテスト中に女性のテスターから「(たとえゲーム上は不利になるだけのものでも)男性にしかない身体特徴をカードで参照することは女性に疎外感を感じさせる」という意見が寄せられたため、眼鏡を参照するものに変更された[2]。