ふくれた昇華者/Bloated Processor
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クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian)
これでないファイレクシアン(Phyrexian)１体を生け贄に捧げる：ふくれた昇華者の上に+1/+1カウンター１個を置く。
ふくれた昇華者が死亡したとき、培養Ｘを行う。Ｘは、これのパワーに等しい。（培養器(Incubator)トークン１つを、「(２)：このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターＸ個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャーに変身する。）
死亡誘発で自身のパワーに等しい数値で培養できるファイレクシアン。
そのままでも3マナ3/2、死亡しても今度は2マナで3/3を作り出せる。リミテッドではカード・アドバンテージを取りやすいクリーチャーとしてその時点でピックできる範疇。コンバット・トリックで膨れ上がった上でファッティと相討ちになれば、その時点のパワーを参照して培養ができるため、特に緑や赤との相性が良いといえる。ファイレクシアンを生け贄に捧げることで自身に+1/+1カウンターを乗せることも可能で、チャンプブロックしたファイレクシアンを使って戦力を底上げし、後の培養の布石を打つこともできる。クリーチャーが横並びしやすい性質とも相性が良く、何らかの回避能力を併用できればフィニッシャーとしての期待も可能。
構築で使う場合も装備品や強化と合わせ、大きな培養を行うために採用する場合が多いだろう。ファイレクシアン限定ながら、1ターン辺りの回数制限が無いサクり台としての側面も持ちあわせる。登場時のスタンダードの範疇では積極的に死亡させたいファイレクシアンがあまり多くないのが難ではあるが、それらを活用するサクリファイス気質のデッキでは修羅のドミヌス、ドリヴノッド/Drivnod, Carnage Dominusと合わせて有力なシステムクリーチャーとしても機能してくれる。
