if節ルール

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'''if節ルール'''("[[場合]]"のルール)/''Intervening "If" Clause Rule''とは、[[誘発型能力]]のうち、[[誘発]][[イベント]]の直後に条件文(if節)があるものに関するルール。一般的に「when 〜, if 〜, do 〜」の構文で記述された[[ルール文章]]に対し適用される。
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このような誘発型能力では、if節は、[[誘発条件]]の一部とみなす。
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このような誘発型能力では、if節は[[誘発条件]]の一部とみなす。[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]ならば、「吠えたける鉱山が[[アンタップ|アンタップ状態]]である場合、」の部分が条件文(if節)にあたる。
  
#if節の条件が満たされていない場合には、能力は[[誘発]]しない。
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#if節の条件が満たされていない場合には、[[能力]]は[[誘発]]しない。
#*(例)[[タップ]]状態で[[吠えたける鉱山/Howling Mine|吠えたける鉱山]][[ドロー・ステップ]]を迎えても、能力は誘発しない。
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#*(例)吠えたける鉱山が[[タップ|タップ状態]][[ドロー・ステップ]]を迎えても、能力は誘発しない。
#能力が[[誘発]]した場合、その[[解決]]時にも条件をチェックする。この時点で条件が満たされていない場合には、その能力は何も起こさない([[打ち消す|打ち消される]]わけではないので注意)。これは、[[対象]]が適正かどうかのチェックと同様である。
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#能力が誘発した場合、その[[解決]]時にも条件をチェックする。この時点で条件が満たされていない場合には、その能力は何も起こさない。これは[[対象]]の適正/[[不正な対象|不適正]]のチェックと同じ考え方である。
#*(例)[[アンタップ]]状態で[[吠えたける鉱山/Howling Mine|吠えたける鉱山]]の能力が誘発しても、解決時までにタップされてしまったならば、追加のカードは[[ドロー|引け]]ない。
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#*(例)アンタップ状態の吠えたける鉱山の能力が誘発しても、解決時までにタップされてしまったならば、追加のカードは[[引く|引け]]ない。
  
このルールは、誘発イベントの直後以外に条件文がある場合は適用されない。具体的には「when 〜, if 〜, do 〜」ならif節ルールに従い、「when 〜, do 〜 if 〜」なら従わない。
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誘発イベントの直後以外で登場する「if」はルール上特別な意味を持たず、字面どおりに解釈する。具体的には「when 〜, if 〜, do 〜」ならif節ルールに従い、「when 〜, do 〜 if 〜」なら従わない。
  
*「unless」は否定の意味での「if」であるので、unlessの場合もこのルールは適用される。
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*誘発型能力とともに使われている「if」について、基本的にif節ルールに対応するものは「[[場合]]」、そうでないものは「なら」と、日本語[[テンプレート]]では訳語を区別する方針である。しかし、完全には訳し分けられていないので、このルールが適用されるか確認する場合は[[オラクル]]を参照するのが確実。
*誘発型能力以外で登場する「if」は、字面どおりの意味しかない。
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*冒頭にもある通り、これは誘発型能力にのみ適用され、[[起動型能力]][[コスト]]:[[効果]] の形で記された能力)には適用されない。このため、同じ[[能力語]]を用いた能力でもそれが誘発型か起動型かで挙動が異なることがある。
*一時期、日本語[[テンプレート]]では、if節ルールに対応するifは「[[場合]]」、そうでないifは「なら」と訳し分けられていた。
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==参考==
 
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*[[誘発型能力]]
 
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*[[ルーリング]]
 
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2023年4月15日 (土) 20:03時点における最新版

if節ルール("場合"のルール)/Intervening "If" Clause Ruleとは、誘発型能力のうち、誘発イベントの直後に条件文(if節)があるものに関するルール。一般的に「when 〜, if 〜, do 〜」の構文で記述されたルール文章に対し適用される。


Howling Mine / 吠えたける鉱山 (2)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。


このような誘発型能力では、if節は誘発条件の一部とみなす。吠えたける鉱山/Howling Mineならば、「吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、」の部分が条件文(if節)にあたる。

  1. if節の条件が満たされていない場合には、能力誘発しない。
  2. 能力が誘発した場合、その解決時にも条件をチェックする。この時点で条件が満たされていない場合には、その能力は何も起こさない。これは対象の適正/不適正のチェックと同じ考え方である。
    • (例)アンタップ状態の吠えたける鉱山の能力が誘発しても、解決時までにタップされてしまったならば、追加のカードは引けない。

誘発イベントの直後以外で登場する「if」はルール上特別な意味を持たず、字面どおりに解釈する。具体的には「when 〜, if 〜, do 〜」ならif節ルールに従い、「when 〜, do 〜 if 〜」なら従わない。

  • 誘発型能力とともに使われている「if」について、基本的にif節ルールに対応するものは「場合」、そうでないものは「なら」と、日本語テンプレートでは訳語を区別する方針である。しかし、完全には訳し分けられていないので、このルールが適用されるか確認する場合はオラクルを参照するのが確実。
  • 冒頭にもある通り、これは誘発型能力にのみ適用され、起動型能力コスト効果 の形で記された能力)には適用されない。このため、同じ能力語を用いた能力でもそれが誘発型か起動型かで挙動が異なることがある。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

  • 6 呪文能力効果
    • 603 誘発型能力の扱い
      • 603.4 誘発イベントのすぐ後に条件が記されている(最新の日本語版では、このルールに当てはまらない「if」は「なら」と翻訳されている)誘発型能力(例えば、「[[[誘発イベント]]]とき/たび/時に、[条件]場合、[[[効果]]]する/When/Whenever/At [trigger event], if [condition], [effect]」)は、誘発条件の一部として条件が真かどうかをチェックする。条件が真でないなら、能力誘発しない。また、解決時にも再び条件をチェックし、条件が真でなくなっていた場合能力は何もしない。これは、対象が適正かどうかのチェックと同じことである。このルールは「"場合"のルール/"intervening 'if' clause" rule」と呼ばれる。(このルールは、テキスト内の他のところに「if」条件がある(日本語版の場合、「なら」と書かれている)誘発型能力には適用しないことに注意。)
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