Wheel of Fortune

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[[火力]]を主に扱う[[赤]]において変則的な、数少ない[[引く|ドロー]][[呪文]]。
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[[火力]]を主に扱う[[赤]]において変則的な、数少ない[[引く|ドロー]][[呪文]]。[[ホイーリング]]の元祖。
  
僅か3[[マナ]]にしてお互い7枚ドローと、[[Timetwister]]を彷彿とさせる実に強力な[[カード]]である。[[あなた|自分]]の[[手札]]が少なく、[[対戦相手]]の手札が多いときに使うことで、その分の[[アドバンテージ]]を得られる。そのため[[バーン]]やアグレッシブなタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]など、手札の消費の激しい[[デッキ]]と相性がよい。ただし、[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]では3[[マナ]]でも[[重い|重すぎる]]のか使われていない。
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僅か3[[マナ]]にしてお互い7枚ドローと、同じく[[アルファ版]]より存在する[[Timetwister]]を彷彿とさせる実に強力な[[カード]]である。[[あなた|自分]]の[[手札]]が少なく、[[対戦相手]]の手札が多いときに使うことで、その分の[[アドバンテージ]]を得られる。そのため[[バーン]]やアグレッシブなタイプの[[コントロールデッキ]]など、手札の消費の激しい[[デッキ]]と相性がよい。ただし、[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]では3[[マナ]]でも[[重い|重すぎる]]のか使われていない。
  
 
[[ドロー7]]などのような、[[ライブラリー]]を何度も掘り下げていくデッキのドロー手段としてもよく使われる。また「全ての[[プレイヤー]]が手札を[[捨てる|捨てた]]後7枚引ける」という[[効果]]を利用して、相手の手札を乱す戦術をとるのも面白いだろう。1[[ターン]]目に、[[Mox]]をずらずら並べた上にこれを撃つと強烈。
 
[[ドロー7]]などのような、[[ライブラリー]]を何度も掘り下げていくデッキのドロー手段としてもよく使われる。また「全ての[[プレイヤー]]が手札を[[捨てる|捨てた]]後7枚引ける」という[[効果]]を利用して、相手の手札を乱す戦術をとるのも面白いだろう。1[[ターン]]目に、[[Mox]]をずらずら並べた上にこれを撃つと強烈。
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**また、この木製の円盤は違う意味の「Wheel of Fortune」を連想させる(カジノにあるルーレットのようなゲーム、あるいはアメリカのクイズ番組に登場する、賞金額などを決めるルーレットボードの名前である)。もしかすれば、アメリカ生まれのゲームらしい一種のパロディではないだろうか。
 
**また、この木製の円盤は違う意味の「Wheel of Fortune」を連想させる(カジノにあるルーレットのようなゲーム、あるいはアメリカのクイズ番組に登場する、賞金額などを決めるルーレットボードの名前である)。もしかすれば、アメリカ生まれのゲームらしい一種のパロディではないだろうか。
  
1994年3月23日より[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[タイプ1.5]]で[[禁止カード]]に指定される。2004年9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]でも続けて禁止カードに指定されている。
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[[1994年]]3月23日より[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[タイプ1.5]]で[[禁止カード]]に指定される。[[2004年]]9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]でも続けて禁止カードに指定されている。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
*調整版は[[意外な授かり物/Windfall]]。ドローとして適正な[[色]]の[[青]]になった点、ドローの枚数が増減しうる点の2つが変更されている。その派生カードはそちらの項を参照。
 
*調整版は[[意外な授かり物/Windfall]]。ドローとして適正な[[色]]の[[青]]になった点、ドローの枚数が増減しうる点の2つが変更されている。その派生カードはそちらの項を参照。
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===主な亜種===
 
===主な亜種===
各プレイヤーにそれぞれ手札交換をさせるカード。特記しない限り赤の[[ソーサリー]]で7ドロー。捨てるのでなくライブラリーに戻すものは[[Timetwister]]の項を、手札交換するのがあなただけのものは[[トレイリアの風/Tolarian Winds]]の項をそれぞれ参照。
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各プレイヤーにそれぞれ[[手札入れ替え]]([[ホイーリング]])をさせるカード。特記しない限り赤の[[ソーサリー]]で7ドロー。捨てるのでなくライブラリーに戻すものは[[Timetwister]]の項を、手札交換するのがあなただけのものは[[トレイリアの風/Tolarian Winds]]の項をそれぞれ参照。
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*[[有為転変/Flux]] - 任意枚数捨てて同枚数ドロー。青の3マナ。([[ウェザーライト]])
 
*[[有為転変/Flux]] - 任意枚数捨てて同枚数ドロー。青の3マナ。([[ウェザーライト]])
 
*[[記憶の壺/Memory Jar]] - [[生け贄に捧げ]]て[[起動]]する[[アーティファクト]]。捨てるのではなく全て[[追放]]。[[終了ステップ]]にまた全て捨ててから追放したカードを戻す。5マナ。([[ウルザズ・レガシー]])
 
*[[記憶の壺/Memory Jar]] - [[生け贄に捧げ]]て[[起動]]する[[アーティファクト]]。捨てるのではなく全て[[追放]]。[[終了ステップ]]にまた全て捨ててから追放したカードを戻す。5マナ。([[ウルザズ・レガシー]])

2023年9月30日 (土) 03:59時点における最新版


Wheel of Fortune (2)(赤)
ソーサリー

すべてのプレイヤーは自分の手札を捨て、その後カードを7枚引く。


火力を主に扱うにおいて変則的な、数少ないドロー呪文ホイーリングの元祖。

僅か3マナにしてお互い7枚ドローと、同じくアルファ版より存在するTimetwisterを彷彿とさせる実に強力なカードである。自分手札が少なく、対戦相手の手札が多いときに使うことで、その分のアドバンテージを得られる。そのためバーンやアグレッシブなタイプのコントロールデッキなど、手札の消費の激しいデッキと相性がよい。ただし、ゴブリンデッキでは3マナでも重すぎるのか使われていない。

ドロー7などのような、ライブラリーを何度も掘り下げていくデッキのドロー手段としてもよく使われる。また「全てのプレイヤーが手札を捨てた後7枚引ける」という効果を利用して、相手の手札を乱す戦術をとるのも面白いだろう。1ターン目に、Moxをずらずら並べた上にこれを撃つと強烈。

統率者戦では禁止カードに指定されておらず、赤いデッキで重宝される。

  • タロットカードの大アルカナにも「運命の輪」というカードが存在する。そのモチーフからか、イラストには4つの図柄を持つ木製の円盤と、それを回そうとする人物が描かれている。(聖杯と剣は小アルカナのスートを意識しているように見えるが、聖杯と(トランプでスートが対応する)ハートがかぶっていたり、小アルカナにはない髑髏があったりする。髑髏は反対側に描かれたハート=命との対比だろうか)
    • また、この木製の円盤は違う意味の「Wheel of Fortune」を連想させる(カジノにあるルーレットのようなゲーム、あるいはアメリカのクイズ番組に登場する、賞金額などを決めるルーレットボードの名前である)。もしかすれば、アメリカ生まれのゲームらしい一種のパロディではないだろうか。

1994年3月23日よりタイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードタイプ1.5禁止カードに指定される。2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。

[編集] 関連カード

  • 調整版は意外な授かり物/Windfall。ドローとして適正なになった点、ドローの枚数が増減しうる点の2つが変更されている。その派生カードはそちらの項を参照。

[編集] 主な亜種

各プレイヤーにそれぞれ手札入れ替えホイーリング)をさせるカード。特記しない限り赤のソーサリーで7ドロー。捨てるのでなくライブラリーに戻すものはTimetwisterの項を、手札交換するのがあなただけのものはトレイリアの風/Tolarian Windsの項をそれぞれ参照。

[編集] 参考

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