食事を終わらせるもの、ジンジャー卿/Syr Ginger, the Meal Ender

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Syr Ginger, the Meal Ender / 食事を終わらせるもの、ジンジャー卿 (2)
伝説のアーティファクト クリーチャー — 食物(Food) 騎士(Knight)

対戦相手がプレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、食事を終わらせるもの、ジンジャー卿はトランプルと呪禁と速攻を持つ。
あなたがコントロールしていてこれでないアーティファクト1つが戦場から墓地に置かれるたび、食事を終わらせるもの、ジンジャー卿の上に+1/+1カウンター1個を置く。その後、占術1を行う。
(2),(T),食事を終わらせるもの、ジンジャー卿を生け贄に捧げる:あなたはこれのパワーに等しい点数のライフを得る。

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伝説の食物騎士という変わったタイプを持つ、頭でっかちアーティファクト・クリーチャーあなたアーティファクト墓地置かれるたび、怒りで永続的に強化されつつ占術を行う。

アーティファクトは元々、ほぞのように軽いものも多いほかトークンとして多数生成したり宝物のようにコストなしで墓地に送りやすいパーマネント・タイプゆえ、ジンジャー卿の自己強化能力誘発させやすい。サニー・サイド・アップケシス・コンボのように1ターンに何度も繰り返しアーティファクトを墓地に送れるコンボに組み込めば、かなりの巨大クリーチャーに成長しつつ占術でコンボの安定も図れる。

プレインズウォーカー対策となる常在型能力に関してはトップダウン・デザインによるところが大きいが、強力なプレインズウォーカーは対象を取る忠誠度能力単体除去してくるものも多いため呪禁は心強い。速攻も隙を突いて忠誠度を削るのに役立つし、自身の誘発型能力サイズが上がっていればトランプルの有用性も増す。

他の食物とは違い、生け贄に捧げることで回復できるライフ量は3点固定ではなく自身のパワー増減によって可変。こちらに関しても、+1/+1カウンターで成長していれば大きな回復量が見込めるだろう。

リミテッドではどのでも使える2マナ3/1という時点でそこそこの性能。食物を生成できる黒緑や、宝物を生成できるとの相性が特に良い。プレインズウォーカー対策は忌まわしき干渉者、アショク/Ashiok, Wicked Manipulatorの1枚しか存在しないのでほぼ意味はないと思ってよい。

  • ジンジャー卿/Syr Gingerは、エルドレインの森より4年前の前作であるエルドレインの王権公式トレーラーにおける主要人物。キッチンのテーブルの上で男の子を模したジンジャーブレッドとともに目覚めた。片手が男の子とつながっており一緒に行動しようとするも、キッチンに突入してきたガラク/Garrukにより男の子が食べられてしまう。その姿を見た彼女は、復讐心を二叉の串に込めてガラクに飛び掛かる。
    • 対戦相手のプレインズウォーカーに対して反応する能力、および他のアーティファクトの「死亡」に対して反応する能力はこのトレーラーから来ているものだろう。
    • 皮肉にも、ジンジャー卿のコントローラーが食物を食べるなど能動的にアーティファクトを犠牲にすることで能力が誘発しがち。

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