霊気の薬瓶/Aether Vial

提供:MTG Wiki

2015年2月14日 (土) 00:18時点における211.121.76.91 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。


強力な擬似マナ加速カード。実際に使えるマナが増えるわけではないが、1マナの元手で大量のクリーチャーコスト支払わずに出せる様になる。

これ自身は1ターン目にカウンターをすり抜けて戦場に出すことができ、また能力でクリーチャーを対戦相手終了ステップに出せるため、コントロールデッキ全般に強い。また、CIP能力をインスタント・タイミングで使用できるようになるため187クリーチャーとの相性もよい(→ヴィリジアン・ラッツ)。マナを使わずにフィニッシャーを出せるため、一部ではパーミッションデッキに採用されることも。

点数で見たマナ・コストが揃ったクリーチャーを大量に使うデッキ、例えば執拗なネズミ/Relentless Ratsデッキやずべらデッキなどで特に有効。スタンダードエクステンデッドでは、主にゴブリン親和薬瓶親和)に投入された。特に親和デッキでは、アーティファクトであるため親和のタネになり、アーティファクト・土地を多数採用するが故の色事故の緩和に役立ち、不要な薬瓶は電結の荒廃者/Arcbound Ravagerのエサにでき、と相性抜群。

現在の主戦場はレガシーであり、ゴブリンマーフォークカウンタースリヴァーなどの部族デッキ、フィッシュDeath & Taxesなどのウィニーで幅広く使用されている。

モダンではフォーマット設立当初はあまり注目されていなかったが、ヤソコンで有効活用された他、マーフォークヘイトベアーでも使用されている。

2005年9月20日よりエクステンデッド禁止カードに指定される。さらに2006年3月20日よりミラディン・ブロック構築でも禁止カードに指定される。

ルール

この能力はクリーチャー・カードを直接戦場に出すだけであり、唱えるわけではない。

どのクリーチャーを戦場に出すか(または何も出さないか)を決定するタイミングは能力の解決時のみである。起動時に何を出すかを公開する必要はない。

参考

MOBILE