野生の律動/Rhythm of the Wild

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2019年2月6日 (水) 16:30時点におけるSPIT (トーク | 投稿記録)による版
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Rhythm of the Wild / 野生の律動 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールしているクリーチャー呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)


クリーチャー呪文打ち消されなくすると同時に、トークン以外の自軍に暴動を持たせる赤緑エンチャント

赤緑3マナで実質的に速攻を付与できる機能を持つなど、かのヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを彷彿とさせるカード。こちらは重ねれば重ねるほどより凶悪になっていくうえ、元から速攻を持つクリーチャーも恩恵を受けられるようになっており、ヤヴィマヤの火以上に無駄になりにくくなっている。テンポアップ・パワーアップによってキルターンが数歩分早まる効果も大きいが、タフネスが増えることで火力による除去を受け付けにくくなる効果もあり、除去を軽い火力に頼り切ったデッキに対しても良く効く。暴動を持たせられるのは「トークンでないクリーチャー」に限られるためデッキ構築の幅に若干の制約があるのは難点だが、トークンを使わないのであれば実質的に栄光の頌歌/Glorious Anthemのような機能を持つカードとみなすことができる。

打ち消し重視のデッキは組まれなくなって久しいとはいえ、打ち消されなくなる効果もクロック・パーミッションのような体を取るデッキには致命的なものとなる。

スタンダードでは往年のファイアーズよろしくラノワールのエルフ/Llanowar Elves経由で2ターン目に着地させられる早さがウリ。赤緑絡みのビートダウンデッキで採用されている。

リミテッドでも単純に自軍クリーチャーを一回りサイズアップさせられるため強力。ガードが下がった隙をついて速攻クリーチャーの攻撃をねじ込むことも可能になり、戦術の幅も広がる。ギルド魔道士のようなタップ能力持ちに1ターン早く仕事をさせられるのも嬉しい。

ルール

  • 1体のクリーチャーが複数の暴動を持つ場合、それらすべてが機能する。
  • クリーチャーが戦場に出たあとに野生の律動が戦場を離れて暴動を失っても、+1/+1カウンター速攻が失われることはない。
  • クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーとして戦場に出る場合、それも暴動を持つ。
  • 野生の律動より先に戦場に出ていたクリーチャーも暴動を持つが、すでに戦場に出ているのでそれが機能することはない。

参考

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