語られざるもの、忌話図/The Unspeakable

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[[青]]の[[大型クリーチャー|大型]][[フライヤー]]。[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]たび、[[墓地]]の[[秘儀]]を[[手札に加える]]ことができる。
 
[[青]]の[[大型クリーチャー|大型]][[フライヤー]]。[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]たび、[[墓地]]の[[秘儀]]を[[手札に加える]]ことができる。
  
[[飛行]]と[[トランプル]]によって[[攻撃]]を[[通し]]やすく、[[サイズ]]も十分。[[アドバンテージ]]をどんどん稼いでいく[[誘発型能力]]も非常に強力。
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[[飛行]]と[[トランプル]]によって[[攻撃]]を[[通し]]やすく、[[サイズ]]も十分。[[アドバンテージ]]を継続的に稼いでいく[[誘発型能力]]も強力。
  
いくらなんでも9[[マナ]]は[[重い|重すぎる]]感じだが、[[深遠の覗き見/Peer Through Depths]]、[[霧中の到達/Reach Through Mists]]、[[砂のふるい分け/Sift Through Sands]]を同一[[ターン]]に[[唱える]]と[[ライブラリー]]から直接[[戦場に出す]]ことができる。この場合、6[[マナ]]で[[対戦相手]]のターンにも戦場に出せるので、隙が少ないと言える。この3枚はそれら自身が[[引く|ドロー]]カードなので、他のパーツを探してそろえることも可能だが、忌話図が[[手札]]に来てしまっては台無しなので注意したい。
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いくらなんでも9[[マナ]]は[[重い|重すぎる]]が、[[深遠の覗き見/Peer Through Depths]]、[[霧中の到達/Reach Through Mists]]、[[砂のふるい分け/Sift Through Sands]]を同一[[ターン]]に[[唱える]]と[[ライブラリー]]から直接[[戦場に出す]]ことができる。この場合、6[[マナ]]で[[対戦相手]]のターンにも戦場に出せるので、隙が少ないと言える。この3枚はそれら自身が[[引く|ドロー]]カードなので、他のパーツを探してそろえることも可能だが、忌話図が[[手札]]に来てしまっては台無しなので注意したい。
  
 
*[[御霊の復讐/Goryo's Vengeance]]で[[リアニメイト|釣って]]、[[殴る|殴って]]さっき使った御霊の復讐を拾って…という[[ギミック]]もある。能動的に[[生け贄に捧げる]]手段があれば、毎ターン2マナで6/7飛行が呼べる。
 
*[[御霊の復讐/Goryo's Vengeance]]で[[リアニメイト|釣って]]、[[殴る|殴って]]さっき使った御霊の復讐を拾って…という[[ギミック]]もある。能動的に[[生け贄に捧げる]]手段があれば、毎ターン2マナで6/7飛行が呼べる。

2022年2月23日 (水) 08:21時点における版


The Unspeakable / 語られざるもの、忌話図 (6)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行、トランプル
語られざるもの、忌話図がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたの墓地にある秘儀(Arcane)カード1つを対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。

6/7

大型フライヤープレイヤー戦闘ダメージ与えるたび、墓地秘儀手札に加えることができる。

飛行トランプルによって攻撃通しやすく、サイズも十分。アドバンテージを継続的に稼いでいく誘発型能力も強力。

いくらなんでも9マナ重すぎるが、深遠の覗き見/Peer Through Depths霧中の到達/Reach Through Mists砂のふるい分け/Sift Through Sandsを同一ターン唱えるライブラリーから直接戦場に出すことができる。この場合、6マナ対戦相手のターンにも戦場に出せるので、隙が少ないと言える。この3枚はそれら自身がドローカードなので、他のパーツを探してそろえることも可能だが、忌話図が手札に来てしまっては台無しなので注意したい。

訳語

  • この神の日本語名は「忌話図(いわず)」であるが、英語名は「Towazu(とわず)」(神河固有名詞対訳参照)。詳細は不明だが、恐らく英語圏の人間には「いわず」が発音しづらい(できない)からであろう。奇しくも英語名と日本語名が対応している。
  • 英語名は、The Unspeakable。どこにも「Towazu」などないのに、日本語名には「忌話図」が付いている。おそらくは翻訳用の資料に神名が明記されていたのであろう。
    • 中国語版では「忌話圖」だけ。三者三様である。

関連カード

語られざるもの、忌話図/The Unspeakableを呼び出す3つの呪文

ストーリー

忌話図/Towazu神河物語に登場する「伝承を堅固に守る知識の神」。その姿を現すまで、誰もがその存在を知らず、また記憶からも忘れ去られていた。会う者に多くの知識を与えようとするが、ほとんどの人間は膨大な古代の知識に圧倒され正気を保っていられなくなってしまう。

密師範が院長を務める水面院/Minamoにはこの世界最大の書庫があり、三冊の古い呪文書が保管されていた。これらの呪文書を読み解き、呪文を唱えることによって忌話図がその姿を現すが、呪文書は禁書とされ、噂として存在が語られていたのみであった。しかし、その不審さに気づいたある学生が密師範と書庫主任の小津あざみ/Azami Ozuがそろって不在の時に「神」を呼び出してしまった。

神はやがてはっきりとした形を取り始めた。それは蝙蝠の翼の様な……なにかで、まるで何百もの異なった形のものを濡れた粘土のように一まとめにしたような姿をしていた。四つの藍色の目は瞬きしながら彼を見下ろし、口と思しき裂け目は舌を鳴らしながら震えている。昆虫のような脚は霧を吐き出しながら胴体を取り囲み、梶也に向けてか細い音を囁き続けている。その羽のついた尾が振り回されて彼を突き抜けていったとき、彼はそれを畏怖とも恐怖ともつかぬ目で見つめていた(『囁かれる言葉(インターネットアーカイブ)』より)。

実は水面院では、以前にも二人の生徒が行方不明となっていた。これは忌話図を呼びだした学生たちで、いつの日にか忌話図の与えた知恵を読み解くべく、あざみが密師範にすら知らせずに監視下においているのであった。彼らは恐ろしいものを見たかのような顔のまま、ふさぎこみ他者との関係を頑なに拒むかのように怯えて暮らしている。

参考

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