源獣

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'''源獣'''(''Genju'')は[[神河謀叛]]に登場した[[オーラ]]の[[サイクル]]
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'''源獣'''(''Genju'')は[[神河謀叛]]に登場した[[オーラ]]の[[サイクル]]。各[[色]]に1枚ずつ、そして[[白青黒赤緑|5色すべて]]であるものが1枚で、計6枚。
  
 
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*[[世界の源獣/Genju of the Realm]]
 
*[[世界の源獣/Genju of the Realm]]
  
[[土地]]に[[エンチャント#キーワード能力|エンチャント]]し、その土地を[[クリーチャー化]]する[[起動型能力]]を持つ。
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各色に対応する[[基本土地タイプ]]を持つ[[土地]]に[[エンチャント#キーワード能力|エンチャント]]し、その土地を[[クリーチャー化]]する[[起動型能力]]を持つ。
 
また、エンチャントされた土地が[[墓地]]に置かれると[[手札]]に戻る。
 
また、エンチャントされた土地が[[墓地]]に置かれると[[手札]]に戻る。
 
[[エターナルエンチャント]]とは条件が違うので注意。
 
[[エターナルエンチャント]]とは条件が違うので注意。
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ルール上ややこしい点もあるので、使う際にはよく確認しておくこと。
 
ルール上ややこしい点もあるので、使う際にはよく確認しておくこと。
  
*クリーチャー化する能力を[[起動]]後に源獣が[[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても、能力[[解決]]時に土地はクリーチャー化する。
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===エンチャント能力===
*ターン終了時に源獣が[[戦場]]にいなくても、クリーチャー化した土地は元に戻る。
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*エンチャント先の条件は、[[カード名]]ではなく[[基本土地タイプ]]。対応する基本土地タイプを持っている[[基本でない土地]](例えば[[デュアルランド]]や[[ショックランド]])に[[つける]]のも適正である。
*他の効果でクリーチャー化していてもクリーチャー化の能力を使用できる。その場合、[[特性]]はあとから適用された効果に上書きされる。上書きされなかった特性はそのままである。
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*[[あなた|自分]][[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない土地につけるのも適正。ただしその土地の[[コントローラー]]を変える効果までは持たない。
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**[[対戦相手]]の土地をクリーチャー化して[[除去]]しやすくしたり、[[チームメイト]]の援護をしたりできる。
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**その際、クリーチャー化する起動型能力は源獣が、クリーチャー化後の能力は土地が持っていることにも注意。
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===クリーチャー化能力===
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*クリーチャー化能力を[[起動]]後あるいは[[解決]]後に源獣が[[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても、その土地のクリーチャー化は[[ターン終了時まで]]続く。
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*既にクリーチャー化していても、さらにクリーチャー化の能力を使用できる。その場合、[[特性]]はあとから適用された効果に上書きされる。上書きされなかった特性はそのままである。
 
*クリーチャー化してもカード名は変わらない。[[撲滅/Eradicate]]などに注意。
 
*クリーチャー化してもカード名は変わらない。[[撲滅/Eradicate]]などに注意。
*[[対戦相手]][[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する土地にもエンチャントできるし、能力を起動すればクリーチャー化もできる。ただし、そのクリーチャーのコントロールは対戦相手にあるままである。
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*「あなたの墓地にある〜の源獣をあなたの手札に戻してもよい」と書かれているが、戻すのはその源獣自身である。墓地にある同名の別の源獣を手札に戻すわけではない。もちろん、エンチャントしていた土地を戻すわけでもない。
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===手札に戻る能力===
*手札に戻るのは[[誘発型能力]]であり、源獣が実際に手札に戻るのはその[[解決]]時。なので、その前に墓地にあるその源獣を墓地から[[追放]]すれば、手札に戻ることができなくなる。
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*この能力は、「エンチャントされている土地が[[破壊]]などで墓地に置かれたとき、[[状況起因処理]]でほぼ同時に墓地に置かれることになる'''この源獣自身を'''手札に戻す」ものである。
*エンチャントしている土地だけが[[破壊]]された場合、源獣も[[状況起因処理]]で墓地に行くため、能力解決時に源獣を手札に戻せる。これは、クリーチャー化しているときに[[ダメージ]][[除去]][[呪文]]・能力で破壊された場合を含む。
+
**先に墓地にある同名の別の源獣を戻すわけではない。もちろん、エンチャントしていた土地を戻すわけでもない。
*源獣とそれがエンチャントしている土地が同時に墓地に落ちた場合も源獣を手札に戻せる。
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*源獣のみが破壊された場合、その源獣は手札に戻れない。
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*[[誘発条件]]は「土地が墓地に置かれたとき」である。
*エンチャントしている土地が[[バウンス]]された場合や[[追放]]された場合など、墓地に行かない場合は源獣は手札に戻れない。
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**土地が[[クリーチャー化]]しているときの[[死亡]]はもちろん、クリーチャー化していない状態でも誘発する。[[戦闘ダメージ]]、[[火力]]や[[除去]]による[[破壊]][[タフネス]]へのマイナス[[修整]][[土地破壊]][[生け贄に捧げる]]など、墓地に置かれる理由は問わない。
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**源獣を直接[[破壊]]された場合は誘発しない。
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**土地が墓地に置かれない形で戦場を離れた(例えば[[バウンス]][[追放]])場合は[[誘発]]しない。
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**源獣と土地とが同時に墓地に落ちる場合は誘発する。
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*源獣が手札に戻るのは[[誘発型能力]]であり、誘発してから[[解決]]するまでの間、一時的に墓地に置かれる。後の[[頑強]]などとほぼ同じ挙動。
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**[[パーマネント]]が墓地に落ちることに誘発する能力などは、誘発する。
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**解決前にその源獣を墓地からさらに別の[[領域]]へ移動すれば、手札に戻ることができなくなる([[領域変更誘発]]参照)。墓地に置かれることを他の[[領域]]に置くことに置換された場合も同様。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[クリーチャー化]]
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]
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*[[サイクル一覧]]

2012年11月14日 (水) 09:44時点における版

源獣(Genju)は神河謀叛に登場したオーラサイクル。各に1枚ずつ、そして5色すべてであるものが1枚で、計6枚。


Genju of the Spires / 尖塔の源獣 (赤)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(山(Mountain))
(2):エンチャントされている山は、ターン終了時まで赤の6/1のスピリット(Spirit)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
エンチャントされている山が墓地に置かれたとき、あなたの墓地にある尖塔の源獣をあなたの手札に戻してもよい。


各色に対応する基本土地タイプを持つ土地エンチャントし、その土地をクリーチャー化する起動型能力を持つ。 また、エンチャントされた土地が墓地に置かれると手札に戻る。 エターナルエンチャントとは条件が違うので注意。

ルール上ややこしい点もあるので、使う際にはよく確認しておくこと。

目次

エンチャント能力

クリーチャー化能力

  • クリーチャー化能力を起動後あるいは解決後に源獣が戦場を離れても、その土地のクリーチャー化はターン終了時まで続く。
  • 既にクリーチャー化していても、さらにクリーチャー化の能力を使用できる。その場合、特性はあとから適用された効果に上書きされる。上書きされなかった特性はそのままである。
  • クリーチャー化してもカード名は変わらない。撲滅/Eradicateなどに注意。

手札に戻る能力

  • この能力は、「エンチャントされている土地が破壊などで墓地に置かれたとき、状況起因処理でほぼ同時に墓地に置かれることになるこの源獣自身を手札に戻す」ものである。
    • 先に墓地にある同名の別の源獣を戻すわけではない。もちろん、エンチャントしていた土地を戻すわけでもない。
  • 源獣が手札に戻るのは誘発型能力であり、誘発してから解決するまでの間、一時的に墓地に置かれる。後の頑強などとほぼ同じ挙動。
    • パーマネントが墓地に落ちることに誘発する能力などは、誘発する。
    • 解決前にその源獣を墓地からさらに別の領域へ移動すれば、手札に戻ることができなくなる(領域変更誘発参照)。墓地に置かれることを他の領域に置くことに置換された場合も同様。

参考

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