浄化の輝き/Cleansing Nova

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[[クリーチャー]]または[[アーティファクト]]・[[エンチャント]]への[[全体除去]]。[[審判の日/Day of Judgment]]と[[浄化/Purify]]を使い分ける[[モード]][[呪文]]であり、浄化の[[上位互換]]。
 
[[クリーチャー]]または[[アーティファクト]]・[[エンチャント]]への[[全体除去]]。[[審判の日/Day of Judgment]]と[[浄化/Purify]]を使い分ける[[モード]][[呪文]]であり、浄化の[[上位互換]]。
  
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[[ソーサリー・タイミング]]で[[キランの真意号/Heart of Kiran]]などの[[機体]]を[[除去]]できるのは便利であるし、[[鼓舞する彫像/Inspiring Statuary]]や[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]などを擁する[[逆説ストーム]]や、[[機械医学的召喚/Metallurgic Summonings]]を用いたデッキなど、[[アーティファクト・クリーチャー]]を多用するデッキにはクリティカルに刺さる。
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それらを中核に据えたデッキでなくとも、[[サイドボード]]後の[[コントロール (デッキ)|コントロール]]にありがちな、[[クリーチャー]]を対処できたものの厄介な[[エンチャント]]や[[アーティファクト]]に対処できないせいで[[カード・アドバンテージ]]を取られ続けて押し負けるという展開を、メインのスロットで防いでくれるのは頼もしい。登場時の[[スタンダード]]においても、[[造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary]]や[[アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast]]など対処したい置物は多いため有用。それでいながら、通常の全体除去として使っても5[[マナ]]と近年では標準的な性能であるため、利便性が高い。
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弱点としては、これを使うようなコントロールデッキにおいては、自身も[[排斥/Cast Out]]や[[封じ込め/Seal Away]]、或いは[[アズカンタの探索/Search for Azcanta]]などのエンチャントを用いることが多いため、全て破壊してしまうと自分の首を絞めかねない点が挙げられる。そのため、[[単体除去]]を[[黒]]に頼ったデッキにおいては置物に触れるメリットの方が大きく感じるだろう。過去の全体除去の例に漏れず、[[リミテッド]]では盤面を一気に逆転しうる、文句なしの[[エンドカード|ボム]]。一方[[構築]]の全体除去としては、置物にこそ触れないものの[[ライフ]][[回復]]による時間稼ぎができる[[燻蒸/Fumigate]]が最大のライバル。コントロールにとってはライフを得られる意義が大きいため燻蒸が優先されがちだが、単体除去を重視していないため多くのクリーチャーもしくは置物を一枚でまとめて対処したい[[ターボネクサス]]などにおいては、サイドボードに散見される例がみられる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[リセットカード]]
 
*[[リセットカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[レア]]

2018年8月25日 (土) 02:19時点における版


Cleansing Nova / 浄化の輝き (3)(白)(白)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・クリーチャーをすべて破壊する。
・アーティファクトとエンチャントをすべて破壊する。


クリーチャーまたはアーティファクトエンチャントへの全体除去審判の日/Day of Judgment浄化/Purifyを使い分けるモード呪文であり、浄化の上位互換

ソーサリー・タイミングキランの真意号/Heart of Kiranなどの機体除去できるのは便利であるし、鼓舞する彫像/Inspiring Statuary霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirなどを擁する逆説ストームや、機械医学的召喚/Metallurgic Summoningsを用いたデッキなど、アーティファクト・クリーチャーを多用するデッキにはクリティカルに刺さる。

それらを中核に据えたデッキでなくとも、サイドボード後のコントロールにありがちな、クリーチャーを対処できたものの厄介なエンチャントアーティファクトに対処できないせいでカード・アドバンテージを取られ続けて押し負けるという展開を、メインのスロットで防いでくれるのは頼もしい。登場時のスタンダードにおいても、造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiaryアルゲールの断血/Arguel's Blood Fastなど対処したい置物は多いため有用。それでいながら、通常の全体除去として使っても5マナと近年では標準的な性能であるため、利便性が高い。

弱点としては、これを使うようなコントロールデッキにおいては、自身も排斥/Cast Out封じ込め/Seal Away、或いはアズカンタの探索/Search for Azcantaなどのエンチャントを用いることが多いため、全て破壊してしまうと自分の首を絞めかねない点が挙げられる。そのため、単体除去に頼ったデッキにおいては置物に触れるメリットの方が大きく感じるだろう。過去の全体除去の例に漏れず、リミテッドでは盤面を一気に逆転しうる、文句なしのボム。一方構築の全体除去としては、置物にこそ触れないもののライフ回復による時間稼ぎができる燻蒸/Fumigateが最大のライバル。コントロールにとってはライフを得られる意義が大きいため燻蒸が優先されがちだが、単体除去を重視していないため多くのクリーチャーもしくは置物を一枚でまとめて対処したいターボネクサスなどにおいては、サイドボードに散見される例がみられる。

参考

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