木っ端みじん/Splinter

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1種類の[[アーティファクト]]をあらゆる[[領域]]から[[追放]]する[[緑]]の[[ソーサリー]]。[[ウルザ・ブロック]]当時の[[スタンダード]]では、数少ない[[マスティコア/Masticore]]への対策[[カード]]として[[サイドボード]]に採用されていた。
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[[神河謀叛]]での再登場で[[親和]]や[[アイアンワークス]]対策に活躍するかと思いきや、1ヶ月もしないうちに[[スタンダード]]の[[禁止カード]]更新でそれらがいなくなってしまったという可哀想なカード。
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[[神河謀叛]]での再登場で[[親和 (デッキ)|親和]]や[[アイアンワークス]]対策に活躍するかと思いきや、1か月もしないうちに[[スタンダード]]の[[禁止カード]]更新でそれらがいなくなってしまった。この更新により[[親和 (デッキ)|親和]]を本当の意味で木っ端微塵にしたのは[[WotC]]だという、皮肉な結末となった。
この更新により[[親和]]を本当の意味で木っ端微塵にしたのは[[WotC]]だという、皮肉な結末となった。
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しかし実際[[親和]]相手の場合、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]の存在のおかげで[[立ち消え]]てしまって[[リムーブ]]できないこともあり、4[[マナ]]の[[ソーサリー]]という点がネック。
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そこまで使われていなかった感が強い。
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今使うとしたら上記の[[ギミック]]で[[土地撲滅|土地を消し去る]]か、もしくは[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]でもコナゴナにしてみますか?
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[[ウルザトロン]]の攻撃手段に[[アーティファクト・クリーチャー]]が多いので使ってみよう。[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]にも一応対応できる。
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しかし実際[[親和 (デッキ)|親和]]相手の場合、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]の存在のおかげで[[立ち消え]]てしまって[[追放]]できないことがほとんどで、4[[マナ]]の[[ソーサリー]]という点もネック。そこまで使われていなかった感が強い。
  
*[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)[[クリーチャー]]・[[トークン]]と奇妙な相互作用を起こす。
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*[[ウルザトロン]]の攻撃手段に[[アーティファクト・クリーチャー]]が多いので使ってみよう。[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]にも一応対応できる。
例えば、裂片クリーチャー・トークンに[[撲滅/Eradicate]]が打たれると、[[墓地]]や[[手札]]、[[ライブラリー]]にあるこのカードがゲームから取り除かれる。
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*[[2021年]]11月のトークンの名前に関する[[総合ルール]]変更まで、[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)[[クリーチャー]]・[[トークン]]と奇妙な相互作用を起こしていた。例えば、裂片・クリーチャー・トークンに[[撲滅/Eradicate]]が撃たれると、[[墓地]]や[[手札]]、[[ライブラリー]]にあるこのカードが追放されていた。
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*遥か後の[[アモンケット]]にて、名前を分割した[[木端+微塵/Cut+Ribbons]]という[[分割カード]]が登場した。ただし[[効果]]も英語名も全く異なる。
  
==[[サイクル]]==
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==関連カード==
[[ウルザズ・デスティニー]]の、同名のカードを[[ゲームから取り除く]]カード。[[神河謀叛]]に[[再録]]。
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===サイクル===
*[[一掃/Scour]]
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{{サイクル/ウルザズ・デスティニーの同名カードを追放する呪文}}
*[[鎮圧/Quash]]
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*[[撲滅/Eradicate]]
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*[[塩まき/Sowing Salt]]
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<!-- -[[木っ端みじん/Splinter]] -->
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:ウルザブロック]]
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*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]]

2021年11月17日 (水) 13:14時点における最新版


Splinter / 木っ端みじん (2)(緑)(緑)
ソーサリー

アーティファクト1つを対象とし、それを追放する。それのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのアーティファクトと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


1種類のアーティファクトをあらゆる領域から追放するソーサリーウルザ・ブロック当時のスタンダードでは、数少ないマスティコア/Masticoreへの対策カードとしてサイドボードに採用されていた。

マイコシンスの格子/Mycosynth LatticeMishra's Groundbreakerマイアの土地刻み/Myr Landshaperあたりでアーティファクト化した基本土地に使うと、戦場以外からその基本土地がすべてなくなってしまう。

神河謀叛での再登場で親和アイアンワークス対策に活躍するかと思いきや、1か月もしないうちにスタンダード禁止カード更新でそれらがいなくなってしまった。この更新により親和を本当の意味で木っ端微塵にしたのはWotCだという、皮肉な結末となった。

しかし実際親和相手の場合、電結の荒廃者/Arcbound Ravagerの存在のおかげで立ち消えてしまって追放できないことがほとんどで、4マナソーサリーという点もネック。そこまで使われていなかった感が強い。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ウルザズ・デスティニーの、同カード追放する呪文サイクル。いずれも神河謀叛再録された。

[編集] 参考

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