屍体の攪拌/Corpse Churn

提供：MTG Wiki

1マナ重くなった死者再生/Raise Deadの亜種。ただし自らのライブラリーを削る効果がついたことにより全く別種のカードになっている。

デザイン的な観点では、単にインスタント版の死者再生としてのみならず、墓地肥やしとドローサポートを兼ねる点から追跡者の本能/Tracker's Instinctsや忌まわしい回収/Grisly Salvageの系譜に位置付けることも可能だろう。

また、解決時に墓地を肥やしてから対象をとらずに回収するという独特の挙動ゆえ、墓地対策にやや耐性があるのも強み。これに対応して大祖始の遺産/Relic of Progenitusなどのインスタント・タイミングの墓地対策を使われても、新たに削る３枚の中にクリーチャー・カードがあれば妨害されることなく回収できてしまう。

• 当然ながら、虚空の力線/Leyline of the Voidや安らかなる眠り/Rest in Peaceなどの置換効果による墓地対策の前では無力化されてしまう。

• この点は突然の再利用/Sudden Reclamationや黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangの起動型能力に似ている。

登場時のスタンダードではスゥルタイ群/The Sultai Broodの探査などとの組み合わせが考えられる。

リミテッドでもアドバンテージを失わずに爆弾クリーチャーを手に入れやすくなる優良コモン。

参考

• カード個別評価：ゲートウォッチの誓い - コモン