国別選手権

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{{新製品}}'''国別選手権'''/''National Championship''は、各国で年に1度開催された[[プレミアイベント]]の[[トーナメント]]。日本の国別選手権については[[日本選手権]]も参照。
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'''国別選手権'''/''National Championship''は、かつて行われていた、各国で年に1度開催される[[プレミアイベント]]の[[トーナメント]]。日本の国別選手権については[[日本選手権]]も参照。
  
 
==概要==
 
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イベント再編により[[2011年]]で廃止され、[[2012年]]から後継イベントとして[[ワールド・マジック・カップ予選]]が開催される。
 
イベント再編により[[2011年]]で廃止され、[[2012年]]から後継イベントとして[[ワールド・マジック・カップ予選]]が開催される。
  
===2017年から===
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===2017年-2018年===
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2017年のイベント再編により、ワールド・マジック・カップ予選に代わって復活した。ただし、2019年のイベント再編により[[ワールド・マジック・カップ]]とともに廃止(日本選手権など例外もある)。
  
再度のイベント再編により、ワールド・マジック・カップ予選に代わって復活予定。
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==参加資格(2018年)==
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大前提として、ある国の国別選手権に参加するためには、[[ウィザーズ・アカウント]]の所属国がその国を設定し、以下の条件のいずれかを満たしている必要がある。
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*その国の国籍(市民権)を持つか、永住資格を持っている。
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*大会開催前年の1月1日から、その国に在住している。
  
==フォーマット==
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そのうえで、以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが国別選手権に招待される。
いずれも決勝は[[スタンダード]]で行われるが、上位8人を決めるまでのフォーマットは開催される日程によって異なる。
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開催が1日のみ場合は、[[スイスドロー]]形式で[[ドラフト]]が行われる。
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*該当年のプレインズウォーカーポイント集計締切日の時点で、競技部門[[プレインズウォーカーポイント]]が、その国ごとに定められた値を上回っている。
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*大会開催当日の時点で、[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のレベルを持つ。
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*[[マジック・プロツアー殿堂]]顕彰者である。
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*そのイベント前日に開催されるラストチャンス予選の優勝者である。(ラストチャンス予選を開催しない国もある)
  
2日間または3日間開催される場合は、[[スイスドロー]]形式で、1日目に[[スタンダード]][[ドラフト]]、2日目に[[ドラフト]]→[[スタンダード]]といった順序で行われる。これを俗に「'''ジグザグ・フォーマット'''」と呼ぶ。これは「片方のフォーマットのスペシャリストでなく、総合的な実力を備えたプレイヤーでないと勝ち上がりにくいようにしよう」という意図だという[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/natjp03/natformat]。また、決勝は2日間の場合は2日目、3日間の場合は3日目に行われる。
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これまでのワールド・マジック・カップ予選と異なり、既に該当年度のワールド・マジック・カップのキャプテンになったプレイヤー(前シーズン最多[[プロツアー・ポイント]]獲得者)も、国別選手権に出場することができる。そのプレイヤーが決勝へ進出した場合、3位の者もその年の[[ワールド・マジック・カップ]]の代表になる。ただし、3位進出者がワールド・マジック・カップへのトラベル賞は与えられない。
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*通常の大会と異なり、大会3位の決定は[[スイスドロー]]順位ではなく、3位決定戦が行われている。(2017年に前シーズン最多プロツアー・ポイント獲得者が決勝へ進出した場合のみ3位決定戦が行われている)
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*やむを得ない理由により、キャプテンがワールド・マジック・カップ代表辞退の場合のみ、キャプテンと代表権をプロポイント2位の者に繰り下げる。<ref>[http://www.mtgmintcard.com/articles/writers/lee-shi-tian/modern-revolution-ixalan Modern Revolution: Ixalan](2017年10月12日 [[Lee Shi Tian]]著)</ref>
  
[[ドラフト]][[ブースター・ドラフト]]が採用される。以前は[[ロチェスター・ドラフト]]が採用されていたが、プレミアイベントでのロチェスター・ドラフトの不採用に伴いブースター・ドラフトに変更された。
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===[[Bye|不戦勝]]===
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*以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが1Byeを獲得する。
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**年間[[プレインズウォーカーポイント]]がその国ごとに定められた値を上回っている。
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**イベント前日に開催されるラストチャンストライアルの優勝者である。
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**大会開催当日の時点で、[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のゴールドレベルを持つ。
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**[[マジック・プロツアー殿堂]]顕彰者である。
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*大会開催当日の時点で、プロプレイヤーズ・クラブ プラチナレベルを持つプレイヤーは、2Byeを獲得する。
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==フォーマット==
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現行の国別選手権では、[[スイスドロー]]形式で、1日目に[[スタンダード]]4回戦→[[ブースター・ドラフト]]3回戦、2日目に[[ブースター・ドラフト]]3回戦→[[スタンダード]]2回戦(2011年まで4回戦)、決勝で[[スタンダード]]といった順序で行われる場合が多い(国によって回戦数・開催日数が異なる)。これを俗に「'''ジグザグ・フォーマット'''」と呼ぶ。これは「片方のフォーマットのスペシャリスト(2日目を[[ID]]連発で突破しやすい)でなく、総合的な実力を備えたプレイヤーでないと勝ち上がりにくいようにしよう」という意図だという<ref>[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/natjp03/natformat ジグザグ・フォーマット](2003年 [[Ron Foster]]著)</ref>。
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*2011年まで、開催が1日のみのオープン制大会では、[[スイスドロー]]は[[ドラフト]]、決勝は[[スタンダード]]で行われる。また日本含み一部の国の本戦は3日間開催となり、決勝ラウンドは2日目ではなく、3日目に行われる。
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*かつてのドラフト部門は[[ロチェスター・ドラフト]]が採用されていたが、プレミアイベントのドラフト部門でのロチェスター・ドラフトの不採用に伴いブースター・ドラフトに変更された。
  
 
==国別選手権一覧==
 
==国別選手権一覧==
  
※実際は、[[2011年]]まで67ヶ国で開催されているが、イベントカバレージが存在する国のみ列挙した。
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※実際は、[[2018年]]に74ヶ国で開催されているが、イベントカバレージが存在する国のみ列挙した。
  
 
*[[アメリカ選手権]]
 
*[[アメリカ選手権]]
 
*[[イギリス選手権]]
 
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*[[イタリア選手権]]
 
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*[[中国選手権]]
 
*[[中国選手権]]
 
*[[日本選手権]]
 
*[[日本選手権]]
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==[[プロモーション・カード]]==
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参加者には、新規[[イラスト]]のプロモーション・カードが配布される。
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|2017年度||[[墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus]]||[[Sung Choi]]||<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0018681/ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ]( Organized Play 2017年4月18日)</ref>
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==脚注==
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==参考==
 
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*[[トーナメント用語]]
 
*[[トーナメント用語]]
  
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2023年6月16日 (金) 20:22時点における最新版

国別選手権/National Championshipは、かつて行われていた、各国で年に1度開催されるプレミアイベントトーナメント。日本の国別選手権については日本選手権も参照。

目次

[編集] 概要

[編集] 2011年まで

各国の国別選手権およびその予選大会は、その国の国籍を所有する、あるいはその国に永住するDCIプレイヤーのみが参加資格を持つ。

ほとんどの国別選手権は招待制(招待権が必要であり)で開催する。地区予選大会(Regionals)で上位になる、プロプレイヤーズ・クラブが規定のレベルに達している、DCI国内総合ランキングで規定の順位以内に入るなどの条件を満たすことによって、その国の国別選手権への招待権を獲得できる(予選の人数に応じて招待枠は変動する)。ただし、国によってはオープンで開催し、招待権なしで参加できるところもある。

招待制で開催の国別選手権の上位4名、オープンで開催の国別選手権の優勝者はその年の世界選手権への招待権を獲得する。

イベント再編により2011年で廃止され、2012年から後継イベントとしてワールド・マジック・カップ予選が開催される。

[編集] 2017年-2018年

2017年のイベント再編により、ワールド・マジック・カップ予選に代わって復活した。ただし、2019年のイベント再編によりワールド・マジック・カップとともに廃止(日本選手権など例外もある)。

[編集] 参加資格(2018年)

大前提として、ある国の国別選手権に参加するためには、ウィザーズ・アカウントの所属国がその国を設定し、以下の条件のいずれかを満たしている必要がある。

  • その国の国籍(市民権)を持つか、永住資格を持っている。
  • 大会開催前年の1月1日から、その国に在住している。

そのうえで、以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが国別選手権に招待される。

これまでのワールド・マジック・カップ予選と異なり、既に該当年度のワールド・マジック・カップのキャプテンになったプレイヤー(前シーズン最多プロツアー・ポイント獲得者)も、国別選手権に出場することができる。そのプレイヤーが決勝へ進出した場合、3位の者もその年のワールド・マジック・カップの代表になる。ただし、3位進出者がワールド・マジック・カップへのトラベル賞は与えられない。

  • 通常の大会と異なり、大会3位の決定はスイスドロー順位ではなく、3位決定戦が行われている。(2017年に前シーズン最多プロツアー・ポイント獲得者が決勝へ進出した場合のみ3位決定戦が行われている)
  • やむを得ない理由により、キャプテンがワールド・マジック・カップ代表辞退の場合のみ、キャプテンと代表権をプロポイント2位の者に繰り下げる。[1]

[編集] 不戦勝

  • 以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが1Byeを獲得する。
  • 大会開催当日の時点で、プロプレイヤーズ・クラブ プラチナレベルを持つプレイヤーは、2Byeを獲得する。

[編集] フォーマット

現行の国別選手権では、スイスドロー形式で、1日目にスタンダード4回戦→ブースター・ドラフト3回戦、2日目にブースター・ドラフト3回戦→スタンダード2回戦(2011年まで4回戦)、決勝でスタンダードといった順序で行われる場合が多い(国によって回戦数・開催日数が異なる)。これを俗に「ジグザグ・フォーマット」と呼ぶ。これは「片方のフォーマットのスペシャリスト(2日目をID連発で突破しやすい)でなく、総合的な実力を備えたプレイヤーでないと勝ち上がりにくいようにしよう」という意図だという[2]

  • 2011年まで、開催が1日のみのオープン制大会では、スイスドロードラフト、決勝はスタンダードで行われる。また日本含み一部の国の本戦は3日間開催となり、決勝ラウンドは2日目ではなく、3日目に行われる。
  • かつてのドラフト部門はロチェスター・ドラフトが採用されていたが、プレミアイベントのドラフト部門でのロチェスター・ドラフトの不採用に伴いブースター・ドラフトに変更された。

[編集] 国別選手権一覧

※実際は、2018年に74ヶ国で開催されているが、イベントカバレージが存在する国のみ列挙した。

[編集] プロモーション・カード

参加者には、新規イラストのプロモーション・カードが配布される。

配布年度 カード名 アーティスト 備考
2018年度 溢れかえる岸辺/Flooded Strand Zack Stella [3]
2017年度 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus Sung Choi [4]

[編集] 脚注

  1. Modern Revolution: Ixalan(2017年10月12日 Lee Shi Tian著)
  2. ジグザグ・フォーマット(2003年 Ron Foster著)
  3. 国別選手権2018とワールド・マジック・カップ2018の日程およびフォーマット(Organized Play 2018年1月25日)
  4. 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ( Organized Play 2017年4月18日)

[編集] 参考

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