偶然の出合い/Chance Encounter

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__NOTOC__
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[[オデッセイ・ブロック]]の[[勝利条件]][[カード]][[サイクル]]の[[赤]]版。[[コイン投げ]]に10回勝った状態で[[アップキープ・ステップ]]を迎えると[[勝利]]。
  
[[勝利条件]][[カード]]の1つ。
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コイン投げに10回勝つことが条件だが、期待値で考えると20回もコインを投げなければならず、それまで生き残れるかどうか怪しい。サイクルの他のカードと異なり、偶然の出合いを[[戦場に出す]]までは条件達成を目指した行動を取れないため、サイクルで最も実現可能性が低い勝利条件カードと考えられる。
  
[[コイン投げ]]に10回勝つことで[[ゲーム]]に勝利できるが、そんな事はよっぽどの運が無ければできないし、そもそも10回もコイン投げができるかどうか怪しい。
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*[[ゴブリン爆弾/Goblin Bomb]]と違って負けても[[カウンター (目印)|カウンター]]が減るわけではない。
同サイクルでは一番実現率が低い[[勝利条件]]カードと考えられる。
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*[[魔力激突/Mana Clash]]には勝ち負けがないので、これで運勢カウンターを乗せることはできない。
  
[[クラークの親指/Krark's Thumb]]を場に出しておき、地道にコインを投げよう。
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==利用==
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*[[熱狂のイフリート/Frenetic Efreet]]がいれば、この2枚で勝負を決めることができる。これの登場に先駆けて2001年3月に出された熱狂のイフリートの[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]によって、長年この[[コンボ]]は不可能だったが、[[2009年のオラクル更新#2009年4月のオラクル更新|2009年4月24日のオラクル更新]]でパワー・レベル・エラッタが解除され、使用可能となった。
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*[[クラークの親指/Krark's Thumb]]を戦場に出しておけば、かなり条件を達成しやすくなる。
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*1個[[カウンター (目印)|カウンター]]が乗ったら[[時計回し/Clockspinning]]で地道にフォローできる。8回[[バイバック]]すればそれで終わりなので、運の要素を最低限に抑えられる。
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**[[ミラディンの傷跡]]ブロックで登場した[[増殖]]を利用すれば、迅速に[[カウンター (目印)|カウンター]]を増やすことが出来る。
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*同じ[[オデッセイ]]での[[突発的な行動/Impulsive Maneuvers]]は、敵・味方関係なく[[クリーチャー]]が[[戦闘]]に参加するたびにコイン投げを行う。お互いにクリーチャーがそれなりに入っていれば、かなりの量のコイン投げが行えるので、相性は悪くない。だが、この場合、[[戦闘ダメージ]]で十分[[対戦相手]]を倒せるかもしれない。
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*[[次元の混乱/Planar Chaos]]を複数張り続けて待つのも1つの方法。
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*[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]がいれば、10回コインを投げるまで(出した[[ターン]]含め)5ターン、20回投げるまでならわずか7ターンである。もっとも、その前に自身の能力で除去されそうだが。
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*[[Mana Screw]]があれば、うまくいけば戦場に出したターンに勝利することも可能な他、[[Giant Fan]]でも多少の加速ができる。コイン投げというある種ミニゲームである時点で[[黒枠]]よりも[[アン・ゲーム]]向きである。
  
*負けても[[カウンター]]が減るわけではないのがポイント。→[[ゴブリン爆弾/Goblin Bomb]]
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==関連カード==
*1個カウンターが乗ったら[[時計回し/Clockspinning]]で地道にフォローできる。
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===サイクル===
8回バイバックすればそれで終わりなので運の要素を最低限に抑えられる。
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{{サイクル/オデッセイ・ブロックの勝利条件カード}}
*[[魔力激突/Mana Clash]]には勝ち負けがないので、これで運勢[[カウンター]]を乗せることはできない。
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*同じ[[オデッセイ]]での[[突発的な行動/Impulsive Maneuvers]]は、敵・味方関係なくクリーチャーが戦闘参加するたびにコイン投げを行う。
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なので、お互いにクリーチャーがそれなりに入っていれば、かなりの量のコイン投げが行え、相性が悪くない。
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まあこの場合、[[戦闘ダメージ]]で相手を倒せそうな気もするが。
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*[[次元の混乱/Planar Chaos]]を複数張り続けて待つのも一つの方法。
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*[[Mana Screw]]があれば、うまくいけば場に出したターンに勝利することも可能な他、[[Giant Fan]]でも多少の加速が出来る。
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コイン投げというある種ミニゲームである時点で[[黒枠]]よりも[[銀枠]]向きである。
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*[[熱狂のイフリート/Frenetic Efreet]]にエラッタが出るまではこの2枚で勝負を決める事が出来た。
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*[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]がいれば、10回コインを投げるまで(出したターン含め)5ターン、20回投げるまでならわずか7ターンである。もっとも、その前に自身の能力で除去されそうだが。
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*[[フレイバー・テキスト]]はまさにこのカードにピッタリといえる。
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==その他==
'''勝利の可能性が少ないときほど、成功の喜びは大きい。'''
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*「出会い」の方が正しいような気もするかもしれないが、この場合は「出会い」と「出合い」の意味は同じなのでどちらでもかまわない。
 
*「出会い」の方が正しいような気もするかもしれないが、この場合は「出会い」と「出合い」の意味は同じなのでどちらでもかまわない。
**イラストを見る限り友好的な雰囲気ではないので、ファンタジー的に「遭遇」でもいいかもしれない。
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**[[オデッセイ]]版の{{Gatherer|id=29978}}を見る限り友好的な雰囲気ではないので、ファンタジー的に「遭遇」でもいいかもしれない。
 
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{{フレイバーテキスト|勝利の可能性が少ないときほど、成功の喜びは大きい。}}
 
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*[[モダンホライゾン2]]にて新規[[イラスト]]・新規[[フレイバー・テキスト]][[再録]]された。こちらの{{Gatherer|id=526458}}では[[運命の炎、ユースリ/Yusri, Fortune's Flame|ユースリ/Yusri]](表記ゆれ)が助力を申し出てくれている。
==[[サイクル]]==
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{{フレイバーテキスト|「実際のところ勝ち目は?」|ユスリからデセーラへ}}
[[オデッセイ・ブロック]][[勝利条件]]カード。
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*[[忍耐の試練/Test of Endurance]]
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*[[機知の戦い/Battle of Wits]]
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*[[死闘/Mortal Combat]]
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<!-- -[[偶然の出合い/Chance Encounter]] -->
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*[[勇壮な戦闘/Epic Struggle]]
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==参考==
 
==参考==
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217c.html#70 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time (80-61)] 第70位(Braingeyser)
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*[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第70位
*[[カード個別評価:オデッセイブロック]]
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*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[レア]]

2023年11月12日 (日) 17:03時点における最新版


Chance Encounter / 偶然の出合い (2)(赤)(赤)
エンチャント

あなたがコイン投げに勝つたび、偶然の出合いの上に運勢(luck)カウンターを1個置く。
あなたのアップキープの開始時に、偶然の出合いの上に運勢カウンターが10個以上ある場合、あなたはこのゲームに勝利する。


オデッセイ・ブロック勝利条件カードサイクル版。コイン投げに10回勝った状態でアップキープ・ステップを迎えると勝利

コイン投げに10回勝つことが条件だが、期待値で考えると20回もコインを投げなければならず、それまで生き残れるかどうか怪しい。サイクルの他のカードと異なり、偶然の出合いを戦場に出すまでは条件達成を目指した行動を取れないため、サイクルで最も実現可能性が低い勝利条件カードと考えられる。

[編集] 利用

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

オデッセイ・ブロック勝利条件カードサイクル。英語名では、名前に全て「戦い」を意味する単語を含んでいる(Test of Endurance=持久戦、Encounter=遭遇戦)。

[編集] その他

  • 「出会い」の方が正しいような気もするかもしれないが、この場合は「出会い」と「出合い」の意味は同じなのでどちらでもかまわない。
    • オデッセイ版のイラストを見る限り友好的な雰囲気ではないので、ファンタジー的に「遭遇」でもいいかもしれない。
勝利の可能性が少ないときほど、成功の喜びは大きい。
「実際のところ勝ち目は?」
ユスリからデセーラへ

[編集] 参考

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