ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(全体的に改訂。)
1行: 1行:
 
{{#card:Yargle and Multani}}
 
{{#card:Yargle and Multani}}
  
[[アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg]]と[[ムルタニ/Multani]]のコンビはヤーグル要素が強く出たらしく、丁度ヤーグルの倍の[[P/T]]を持つ[[伝説の]][[カエル]][[スピリット]][[エレメンタル]]
+
[[アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg]]と[[ムルタニ/Multani]][[伝説]][[クリーチャー]]コンビ。
 +
ヤーグルからは黒の[[頭でっかち]]な[[バニラ]]で[[カエル]][[スピリット]]である点を受け継いでいる。
 +
一方ムルタニの要素は緑の[[エレメンタル]]である点のみ。ヤーグルの特徴を強く押し出すデザインとなっている。伝説のバニラクリーチャーらしく素の[[サイズ]]に優れ、その[[パワー]]は[[黒枠]]最高の18で歴代最大の[[パワー]]を誇る。[[タフネス]]は6と[[マナコスト]]相当だが、多くの[[火力]]やマイナス[[修整]]に耐えられるだけのサイズは持っている。[[マナレシオ]]は2であり、往年の伝説バニラクリーチャーである[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]と同じ。近いマナ域であれば伝説でない代わりに濃い色マナを要求する[[ギガントサウルス/Gigantosaurus]]とも並ぶ。
  
元々ヤーグルが非常に[[頭でっかち]]な[[クリーチャー]]であったため、[[黒枠]]においては歴代最大の[[パワー]]を誇る一方、[[タフネス]]は[[マナコスト]]相当。低い訳ではなく、むしろ高い部類で[[火力]]やマイナス[[修整]]には強いのだが、[[回避能力]]も[[除去耐性]]も無いため、そのままでは適当な[[トークン]]にも[[チャンプブロック]]で時間を稼がれてしまい、[[確定除去]]でコロリと落ちる。登場時の[[スタンダード]]において6[[マナ]]域は[[フィニッシャー]]級が求められるので、そのままで採用することはあるまい。その脅威のパワーを活かして[[投げる]]なり、[[トランプル]]を付けて殴るなりして一撃で勝負を決める役割を担わせたい。同じく[[機械兵団の進軍]]には組み合わせて使えと言わんばかりに[[ヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseeker]]が収録されており、[[色]]を足すことになるものの、2枚[[コンボ]]でぴったり20点の[[火力]]になる。
+
パワー18であるため1度でも本体に攻撃を通せば勝負を決めうる1発になるが、[[回避能力]]が無いため素直に場に出してアタックさせても相手にクリーチャーがいれば[[チャンプブロック]]されてしまう。[[除去耐性]]もマナコスト相応のタフネスだけであり、相手に高いパワーを生かした一撃を叩き込むには他のカードの補助が欲しい所。[[トランプル]]などの回避能力を付与できれば本体を殴りやすくなるだろう。[[クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator]]等のパワーを参照するカードとも相性が良い。同じパックである[[機械兵団の進軍]]には[[ヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseeker]]が収録されており、[[賛助]]で能力を与えて起動すればぴったり20点の[[火力]]になる。
  
 
[[リミテッド]]ではクリーチャー同士の殴り合いになりやすく、その圧倒的な[[サイズ]]から結果的に[[カード・アドバンテージ]]を稼ぎやすい。それでも単なる[[ファッティ]]であり、前述の通りチャンプブロックで妨害されやすいので、何かしら直接パワーを叩きつける手段を[[ピック]]して使いたい。[[黒緑]]で使える範囲ならば、[[種子中枢への襲撃/Storm the Seedcore]]との噛み合いが良好。
 
[[リミテッド]]ではクリーチャー同士の殴り合いになりやすく、その圧倒的な[[サイズ]]から結果的に[[カード・アドバンテージ]]を稼ぎやすい。それでも単なる[[ファッティ]]であり、前述の通りチャンプブロックで妨害されやすいので、何かしら直接パワーを叩きつける手段を[[ピック]]して使いたい。[[黒緑]]で使える範囲ならば、[[種子中枢への襲撃/Storm the Seedcore]]との噛み合いが良好。
 
*パワーだけに目がいきがちだが、1マナ増えただけでP/T総計+12と[[マナレシオ]]が[[ギガントサウルス/Gigantosaurus]]に匹敵する2になった。
 
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2023年4月19日 (水) 20:33時点における版


Yargle and Multani / ヤーグルとムルタニ (3)(黒)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — カエル(Frog) スピリット(Spirit) エレメンタル(Elemental)

18/6

アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborgムルタニ/Multani伝説クリーチャーコンビ。 ヤーグルからは黒の頭でっかちバニラカエルスピリットである点を受け継いでいる。 一方ムルタニの要素は緑のエレメンタルである点のみ。ヤーグルの特徴を強く押し出すデザインとなっている。伝説のバニラクリーチャーらしく素のサイズに優れ、そのパワー黒枠最高の18で歴代最大のパワーを誇る。タフネスは6とマナコスト相当だが、多くの火力やマイナス修整に耐えられるだけのサイズは持っている。マナレシオは2であり、往年の伝説バニラクリーチャーである今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaと同じ。近いマナ域であれば伝説でない代わりに濃い色マナを要求するギガントサウルス/Gigantosaurusとも並ぶ。

パワー18であるため1度でも本体に攻撃を通せば勝負を決めうる1発になるが、回避能力が無いため素直に場に出してアタックさせても相手にクリーチャーがいればチャンプブロックされてしまう。除去耐性もマナコスト相応のタフネスだけであり、相手に高いパワーを生かした一撃を叩き込むには他のカードの補助が欲しい所。トランプルなどの回避能力を付与できれば本体を殴りやすくなるだろう。クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator等のパワーを参照するカードとも相性が良い。同じパックである機械兵団の進軍にはヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseekerが収録されており、賛助で能力を与えて起動すればぴったり20点の火力になる。

リミテッドではクリーチャー同士の殴り合いになりやすく、その圧倒的なサイズから結果的にカード・アドバンテージを稼ぎやすい。それでも単なるファッティであり、前述の通りチャンプブロックで妨害されやすいので、何かしら直接パワーを叩きつける手段をピックして使いたい。黒緑で使える範囲ならば、種子中枢への襲撃/Storm the Seedcoreとの噛み合いが良好。

関連カード

サイクル

機械兵団の進軍の2人のキャラクターがコンビになった伝説のクリーチャーサイクルレアに2色の組み合わせの10枚が、神話レアに楔の3色の組み合わせの5枚が存在する。

これらのストーリー上での扱いは公式記事の『機械兵団の進軍』の伝説のチームたちを参照。

レア
神話レア

ジャンプスタート・ブースター用カードにも単色スーラクと殺し爪/Surrak and Goreclawが存在する。

参考

MOBILE