パワーがN以上

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2023年9月23日 (土) 01:35時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
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パワーが4以上かどうかは、マジックにおいてしばしば参照される。

解説

古くは1996年アライアンス初出の復仇/Reprisalや翌年のビジョンズ収録の弱者の報復/Retribution of the Meekのような除去に端を発する「パワー4以上のクリーチャー対策」が始まり。まれに閾値が3や5であるカードも存在するが、「4以上」というのが圧倒的に多い。主にという色の役割としての立ち位置を不動のものとしており、多くはリミテッド向けという扱いを受けているものの、太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Championなどは構築でも見かけられた。

メリット能力としては2000年インベイジョンではカヴーの巣/Kavu Lairが、2007年未来予知では血まなこの練習生/Bloodshot Traineeが参照するなど非常に少ない事例であった。

しかし翌2008年アラーラの断片にて、ナヤ/Naya赤緑白)のテーマとして「パワーが5以上」を参照するカード群を収録。2014年タルキール覇王譚ではティムール境/The Temur Frontier緑青赤)のテーマとして「パワーが4以上」を参照する獰猛という能力語が登場した。これに倣って、獰猛という語が文章欄に書かれていなくとも「獰猛に相当する条件」などと言うことがある。

以後、メカニズムとして扱わずとも不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitableのようにそういったカードが1枚のみ収録されるケースもあれば、ラヴニカの献身のように小テーマとして扱うセットもある。

リミテッドの各2色の組み合わせアーキタイプを想定する「アーキタイプ・ドラフト」を開発部も意識したデザイン体制になってからは、上記のナヤにもティムールにも共通して含まれる赤緑がアーキタイプやサブテーマとしてたびたび使用している。以下、括弧内は該当する指針アンコモン

もちろんリミテッドだけに向けられたものではなく、例えば鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeは構築でよく使用された。

ほかにもキーワード能力としては搭乗4、犠牲4も、パワー4以上のクリーチャーを要求していると言えるだろう(ただし犠牲の初出であるニューカペナの街角では、犠牲は3までしか出ていない)。

参考

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