カリスマ/Charisma

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[[青]][[マナ]]の[[トリプルシンボル]]なので[[色拘束]]がかなり厳しく、青単以外では使用は難しい。だがその色拘束がゆえに[[能力]]は高く、一旦[[のたうつウンパス/Thrashing Wumpus]]などの全体[[ダメージ]]を与える[[クリーチャー]]に付けられると対戦相手の[[コントロール]]するクリーチャーはほぼ奪えてしまう。
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[[青マナ]]の[[トリプルシンボル]]なので[[色拘束]]がかなり厳しく、[[青]][[単色デッキ]]以外では使用は難しい。だがその分[[能力]]は強力で、[[のたうつウンパス/Thrashing Wumpus]]などの全体に[[ダメージ]]を与える[[クリーチャー]][[つける]]とほぼすべてのクリーチャーの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪えてしまう。
  
 
上記の[[コンボ]]を軸とした「[[カリスマウンパス]]」という[[デッキ]]が一時考案されたが、やはりその色拘束は厳しく、[[トーナメント]]レベルには至らなかった。
 
上記の[[コンボ]]を軸とした「[[カリスマウンパス]]」という[[デッキ]]が一時考案されたが、やはりその色拘束は厳しく、[[トーナメント]]レベルには至らなかった。
  
また、同じ時代の[[スタンダード]][[マスティコア/Masticore]]が存在したので、マスティコアにエンチャントすると[[クリーチャー]]が奪い放題となる。マスティコア自体が除去に強い耐性があり、カウンターを擁する[[青]]という色なのでこの「カリスマスティコア」デッキはかなり強そうな気がするが、やはり全く流行らなかった。結局マスティコアそのものが単体で場を支配するほど強いので[[オーバーキル]]になってしまうのだ。デッキを調整しているとカリスマが自然と抜けてしまう。
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また、同じ時代の[[スタンダード]]で複数の[[対象]]にダメージを与えられるクリーチャーには、かの[[マスティコア/Masticore]]も存在した。マスティコア自体が[[除去耐性]]があり、[[打ち消す|カウンター]]を擁する[[青]]という[[色]]との組み合わせなので、この「カリスマスティコア」デッキはかなり強そうな気がするが、やはり全く流行らなかった。結局マスティコアそのものが単体で[[戦場]]を支配するほど強いので[[オーバーキル]]になってしまうのだ。デッキを調整しているとカリスマが自然と抜けてしまう。
  
能力は強力なのだが、良き相棒に出会わず、それほど活躍する事なくスタンダードを去っていってしまった。
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能力は強力なのだが、よき相棒に出会わず、それほど活躍する事なくスタンダードを去っていってしまった。
  
*[[メルカディアン・マスクス]]発売前後に、「カリスマ美容師」という言葉が流行り、日本人に「カリスマ」の意味が浸透し始めた。カード名が日本語で「神から賜わった才能」という意味に類する言葉に訳されなかったのは、少なからずそう云った背景があるものと思われる。
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*「'''カリスマ'''/''Charisma''」とは、元はギリシャ語で、神の賜物という意味。超人間的な資質のことである。転じて人の心を惹きつける強い魅力という意味もある。{{Gatherer|id=20456|イラスト}}は、[[武芸の達人/Master of Arms|武芸の達人]]である[[ジェラード/Gerrard|ジェラード]]の軍事指導者としての超人間的資質の表れたシーンといったところか。
*「カリスマ」には「教祖的な」という意味がある。確かに{{日本語画像|Charisma|イラスト}}だとそんな感じだ。
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*[[メルカディアン・マスクス]]発売前後に、「カリスマ美容師」という言葉が流行り、日本人に「カリスマ」の意味が浸透し始めた。[[カード名]]が日本語で「神から賜わった才能」という意味に類する言葉に訳されなかったのは、少なからずそう云った背景があるものと思われる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]]

2010年10月25日 (月) 01:36時点における版


Charisma / カリスマ (青)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーがクリーチャー1体にダメージを与えるたび、カリスマが戦場に出続けているかぎり、後者のクリーチャーのコントロールを得る。


青マナトリプルシンボルなので色拘束がかなり厳しく、単色デッキ以外では使用は難しい。だがその分能力は強力で、のたうつウンパス/Thrashing Wumpusなどの全体にダメージを与えるクリーチャーつけるとほぼすべてのクリーチャーのコントロールを奪えてしまう。

上記のコンボを軸とした「カリスマウンパス」というデッキが一時考案されたが、やはりその色拘束は厳しく、トーナメントレベルには至らなかった。

また、同じ時代のスタンダードで複数の対象にダメージを与えられるクリーチャーには、かのマスティコア/Masticoreも存在した。マスティコア自体が除去耐性があり、カウンターを擁するというとの組み合わせなので、この「カリスマスティコア」デッキはかなり強そうな気がするが、やはり全く流行らなかった。結局マスティコアそのものが単体で戦場を支配するほど強いのでオーバーキルになってしまうのだ。デッキを調整しているとカリスマが自然と抜けてしまう。

能力は強力なのだが、よき相棒に出会わず、それほど活躍する事なくスタンダードを去っていってしまった。

  • カリスマ/Charisma」とは、元はギリシャ語で、神の賜物という意味。超人間的な資質のことである。転じて人の心を惹きつける強い魅力という意味もある。イラストは、武芸の達人であるジェラードの軍事指導者としての超人間的資質の表れたシーンといったところか。
  • メルカディアン・マスクス発売前後に、「カリスマ美容師」という言葉が流行り、日本人に「カリスマ」の意味が浸透し始めた。カード名が日本語で「神から賜わった才能」という意味に類する言葉に訳されなかったのは、少なからずそう云った背景があるものと思われる。

参考

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