Thrull Wizard
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対黒呪文限定の、マナ漏出/Mana Leakのような不確定カウンター能力を持つスラル。対抗色ではなく、同じ黒のカードに対してというのが面白い。
他の『パーマネントによる不確定カウンター』能力同様、対戦相手にまるみえで計算されやすい。が、これは起動コストにタップを含まないので、マナのある限り何度でも使えるのが嫌らしい。基本的にこちらの消費が2マナ、対戦相手が黒マナ1つの消費なので不利ではあるのだが、対戦相手が黒マナを出せないと逆に2対3の消費比率になりこちらが有利。つまり、黒単色デッキならともかく、黒をタッチで使っているようなデッキ相手なら、これはより有効となる。
- 印刷時はクリーチャー・タイプはスラルだけだったが、2007年9月サブタイプ変更でウィザードのクリーチャー・タイプが追加された。これによりカード名とクリーチャー・タイプが同じカードになった。
- 背景ストーリー上、これを筆頭としたスラルの反乱により、漆黒の手教団/Order of the Ebon Handは滅んでいる。→フォールン・エンパイア