過充電縫合体/Overcharged Amalgam
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クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ホラー(Horror)
瞬速
飛行
濫用(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。)
過充電縫合体がクリーチャー1体を濫用したとき、呪文や起動型能力や誘発型能力のうち1つを対象とする。それを打ち消す。
濫用すると呪文や起動型能力や誘発型能力を打ち消せる瞬速・飛行持ちゾンビ・ホラー。
6年前のシルムガルの魔術師/Silumgar Sorcererと比べると、1マナ重たくなった分サイズが大きくなり、呪文のみならず能力まで打ち消せるようになったため汎用性が大きく向上している。特に登場時のスタンダードでは能力の打ち消しは貴重。
単体でも自身を濫用することで打ち消しとして使えるほか、他のクリーチャーを濫用すれば自身がクロックとして残るのでなお強力。前編のイニストラード:真夜中の狩りで登場した腐乱ゾンビトークンなどは生け贄要員にうってつけ。
弱点はシルムガルの魔術師と同じく、濫用に対応して自身を除去されると打ち消しが不発に終わってしまうこと。インスタント除去がありそうな場面では注意したい。
スタンダードでは青黒系のゾンビがクロック・パーミッションの動きをするために採用されることがある。ただし、他のゾンビ関連のカードはインスタント・タイミングの動きがあまり多くなく、構えているのがバレやすい点には注意。全体除去対策であれば首無し騎手/Headless Riderで事足りるので、それ以外の呪文への対策が必要な時に使いたい。
神河:輝ける世界以降はキキジキの鏡像/Reflection of Kiki-Jikiとの相性を買われ青赤での採用が見られる。キキジキの鏡像の能力でコピーすることで1マナで呪文か能力を打ち消すソフトロックが成立する。
リミテッドはボムレア環境であり、柔軟に使える打ち消しは有用。とはいえ濫用にこだわって構えすぎず、単純に3/3瞬速が突如ブロッカーとして相手の2/3などを討ち取るという動きが有効な場面もあるため、見極めながら使いたい。