複製する指輪/Replicating Ring
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アップキープ毎に夜カウンターが置かれ、戦場に出たターンを一夜目として9つ目の夜を迎えたときに自身の複製を8つ生み出す氷雪マナ・アーティファクト。
基本は氷雪のマナリス/Manalithだが、条件を満たせば9マナにジャンプアップする。とはいえそれまでに8ターン、ゲーム中3ターン目に出しても11ターン目ともなればコントロールデッキでも既に勝負がついていてもおかしくなく悠長に過ぎ、有効に使うならカウンター操作が必要。その手のカードは登場時のスタンダードでは巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raiderしか無いが、その他の環境なら増殖や、複製された指輪も倍になる倍増の季節/Doubling Seasonなど悪用手段は豊富。
リミテッドでは氷雪マナ基盤のため、青黒で氷雪デッキを組む場合などに特に重宝する。複製能力も霰嵐の戦乙女/Hailstorm Valkyrieや氷皮のトロール/Icehide Trollなど氷雪マナでパンプアップするカードがあるなら決着に力を貸す。
- 関連カードはマナリス/Manalithを参照。
- 複製されたトークンの方には複製能力は無い点に注意。設置から17ターン後に複製されるトークンは72個とはならず8個である。
- モチーフは北欧神話の主神オーディンが所有する黄金の腕輪、ドラウプニルだろう。九夜ごとに八個、自身と同じ重さの腕輪を滴り出すという。
[編集] 参考
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)
- カード個別評価:カルドハイム - アンコモン