自然の秩序/Natural Order

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Natural Order / 自然の秩序 (2)(緑)(緑)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。


単純に言うならば、戦場クリーチャーライブラリーにある緑のクリーチャーに換えてしまうソーサリー

追加コストが必要な上にが限定されているが、強力なサーチ呪文マナ・クリーチャーから新緑の魔力/Verdant Forceに繋げるのが登場当時の定番の動きだった。元祖nWoキーカードとなり、デッキ名の由来にもなった。

しかし残念なことに、次のテンペスト・ブロック適者生存/Survival of the Fittest繰り返す悪夢/Recurring Nightmareが登場したことにより価値が下がってしまった。「好きなクリーチャーを探し出せる」という利点は適者生存が、「軽いコスト戦場に出せる」という利点は繰り返す悪夢が持っており、両者は再利用が可能であったためである。稀ではあるが、ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期のスタンダード5CGで、極楽鳥/Birds of Paradise能力で小さくなった根の壁/Wall of Roots生け贄に捧げてスリヴァーの女王/Sliver Queenが飛び出してくることはあった。

その後、エクステンデッドシークレットフォースのキーカードとして再び脚光を浴びることとなった。

レガシーでは、大祖始/Progenitus孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemothなどの優秀な緑のクリーチャーが増えたため、それらを直接戦場に出す手段として親和エルフなどで採用されている。

ストリクスヘイヴン:魔法学院ミスティカルアーカイブ枠として再録されたことにより、MTGアリーナでも使用可能になった。タイムレスでは原始のタイタン/Primeval Titanを踏み倒す手段として採用されることがある。

[編集] 禁止指定

2021年4月15日、MTGアリーナへの実装と同時にヒストリックヒストリック・ブロール禁止カードとなる[1][2]

2025年4月22日、統率者戦においてゲームチェンジャー・カードに指定された。序盤から大型クリーチャーを出せるだけでなく、強力なサーチとしても機能するため[3]

[編集] 脚注

  1. MTG Arena Announcements, March 31, 2021 /MTGアリーナニュース(2021年3月31日)Daily MTG 2021年3月31日)
  2. MTG Arena Announcements, April 14, 2021/MTGアリーナニュース(2021年4月14日)(Daily MTG 2021年4月14日)
  3. Commander Brackets Beta Update – April 22, 2025/2025年4月22日 統率者戦ブラケット(ベータ版)更新(Daily MTG 2025年4月22日 Gavin Verhey著)

[編集] 参考

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