背くもの/It That Betrays
提供:MTG Wiki
It That Betrays / 背くもの (12)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
滅殺2(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
対戦相手1人がトークンでないパーマネントを生け贄に捧げるたび、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
対戦相手が生け贄に捧げたパーマネントを奪い取ってしまう能力を持つエルドラージ。
言うまでもなく滅殺との相性は抜群で自身も滅殺2を持つ。布告系除去、全ては塵/All Is Dustなど生け贄を強要するタイプの除去との相性もよい。
似たような能力を持つ束縛の皇子/Prince of Thrallsと比べると、コントロールを奪える方法が限られる一方、対戦相手にコントロール奪取を回避できる選択肢を与えない点で強力。本体のクリーチャーとしての性能も高く、滅殺を持つことで能力がある程度自己完結している。
- 戦場に出すのは強制であるので、例えば、対戦相手が冬の宝珠/Winter Orbなど全体に影響を与えるパーマネントを生け贄に捧げると、そのコントロールが移っただけで効果は残り続ける(滅殺の効果が目減りしている)ことになる。
- 対戦相手がETBのペナルティ能力を持つパーマネントをコントロールしている場合、対戦相手がそれを生け贄に捧げることによって、自分が被害を受けてしまう可能性がある。例えば、対戦相手が触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableをコントロールしている場合は、背くものでその対戦相手を殴れなくなってしまう(対戦相手が滅殺で生け贄に捧げることにより、触れられざる者フェイジが自分のコントロール下で戦場に出て即敗北となる)。
- 滅殺能力にばかり目が行っていると、対戦相手が起動したフェッチランドなどでも能力が誘発することを忘れがちなので注意したい。
- エルドラージ覚醒における無色のエルドラージ・クリーチャーの中では唯一カード名に伝説のエルドラージの名前を持たない。しかし、その姿からコジレックの血族であることが見て取れる(参考:世界を食うもの)。
- 血族の分際でありながら無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreよりデカい。