精霊龍の大渦/Maelstrom of the Spirit Dragon
提供:MTG Wiki
土地
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、ドラゴン(Dragon)呪文や前兆(Omen)呪文を唱えるためにしか支払えない。
(4),(T),この土地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからドラゴン・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
通常は無色マナしか出ないが、ドラゴンや前兆である呪文を唱える用途であれば任意の色マナを出せる。もう一方の能力もドラゴンに関わり、タルキール:龍嵐録の前兆カードは全て本体がドラゴンなので、基本的にはドラゴンのタイプ的デッキ、或いはフィニッシャーにドラゴンを据えたデッキで採用しておきたい。
自身の生け贄+4マナでドラゴンをサーチ。タップ・シンボルも含むので実質5マナかかり、マナ基盤も後退するが土地の枠でサーチを入れられるのは恩恵が大きい。一応無色マナは出るので、前述の通りタイプ的デッキ以外でもフィニッシャーにドラゴンを据えていて、かつ色拘束の弱いカードを主力とするのであればサーチを前提に1~2枚挿す形での採用も出来る。実際に登場時点のスタンダードではそれらのデッキに採用されているのが確認できる。
ドラゴンを前提とするなら5色土地になるので、統率者戦では始祖ドラゴン/The Ur-Dragonなどを統率者にしたデッキでの採用が考えられる。シングルトンの100枚デッキでは採用できるのが1枚になるか、実質2枚になるかだけでも結構大きい。状況に応じてドラゴンを選べるので実際の汎用性は採用枚数が増えるだけに留まらない。世界のるつぼ/Crucible of Worlds系のカードを組み合わせて使い回してもよし。
基本的にはリミテッド向けのカードとはならないが、タルキール:龍嵐録はドラゴンがテーマの一環になっているため、実質的に採用枚数を増やすような形での採用は考えられる。特に強力な前兆を持っていればより有効で、前兆を使ってライブラリーに戻った後に起動すると、本体を使うことも前兆をもう一度即座に使うことも出来る。
[編集] 関連カード
- 精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon
- 精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon
- 精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon
- 精霊龍の大渦/Maelstrom of the Spirit Dragon
[編集] ストーリー
精霊龍の大渦/Maelstrom of the Spirit Dragonは、タルキール:龍嵐録の時代における精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragonを描いたもの(通常版イラスト/ショーケース版イラスト)。
龍王/Dragonlordに造反した氏族/Clanの指導者達は、精霊龍のるつぼの跡地において、嵐の絆の儀式/The Stormnexus Ritualを行った。これによりベトー/Betorら新たな5体の精霊龍が誕生し、ドラゴンの嵐/Dragonstormは荒々しさを増した。
- このカードは、別々の時間軸の同じ場所を描いたカードの一つである(→#関連カード)。イラストについては精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon#ストーリーを参照。