暴力の激励/Invigorated Rampage

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Invigorated Rampage / 暴力の激励 (1)(赤)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+4/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
・クリーチャー2体を対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。


パワー修整トランプルを与えるコンバット・トリック呪文。2体に分割もできる。

パワーの合計修整値は同じため、点と面どちらで攻める場合でも役に立ってくれる。一方、タフネスは強化しないため基本的に戦闘火力による死亡を防ぐためには使えない。そのため、パワー修整を利用しゲームを決めるほどの大ダメージを強引に捻じ込むか、先制攻撃持ちと組み合わせ相討ちを防ぐなどの工夫がないと安定した戦果は上げづらい。二段攻撃持ちならばこの両条件を満たせるので相性が良いと言える。

スタンダードでは役割がガッチリ噛み合った赤緑エネルギー打撃体に採用され、静電気式打撃体/Electrostatic Pummelerから致死量のダメージを繰り出していた。エネルギー・カウンターが6個以上あれば打撃体をパワー20トランプルで攻撃させることが可能である。

パイオニアでは、まずイコリア:巨獣の棲処参入後初期のボロス・ヒロイックで採用されていた。しかし、上記のようなピーキーさが祟り次第に姿を消していった。転機が訪れたのは二段攻撃持ちの照光の巨匠/Illuminator Virtuosoの登場であり、あちらの誘発条件になりつつブロッカーを突き抜けて大ダメージを叩き込めるため再び使用されるようになった。夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den禁止に伴い同デッキの持久力が低下しており、短期決戦の必要性が生じたことも採用の背景にある。

[編集] 参考

MOBILE