敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage
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伝説のプレインズウォーカー — ヤヤ(Jaya)
あなたがコントロールしている他の赤の発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントやプレイヤーに、その点数に1を足した点数のダメージを与える。
[-2]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。敬慕される炎魔道士、ヤヤはそれに2点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
プレインズウォーカーとしては2枚目のヤヤ。常在型能力は赤の発生源のダメージ増加。忠誠度能力は任意の対象への火力。
- 常在型能力
- 燃えさし口のヘリオン/Embermaw Hellionと同等の、赤の発生源のダメージを+1する能力。
- クリーチャーから火力呪文まで、赤ければダメージを増やせるので、打点を大きく高めることができる。後述の通り-2能力のみではやや力不足であるため、この能力をいかに有効活用できるかが鍵。
- -2能力
- ショック/Shock。
- シンプルで使いやすい能力だが、5マナのプレインズウォーカー、なおかつマイナス忠誠度能力であることを考えると少々地味。どちらかと言えば常在型能力のほうが強力であるため、戦局次第ではあえて起動せず忠誠度を保つプレイングも重要。
基本的には赤の濃いデッキで用い、ダメージ増加の常在型能力を主眼にした運用が適している。赤単色デッキならばあらゆるカードが強化されるも同然であるため、爆発力は高い。しかしあくまで他のカードあってこそで、劣勢の状況では5マナのショックとなってしまうこともある。アグロデッキならばケルドの炎/The Flame of Keldなどの選択肢もあるので、常に戦場に残り続けられることに重きを置けるデッキに採用したい。
リミテッドでも重さがやや難点ではあるものの、複数回使える汎用火力という骨格は優秀。対戦相手のプレインズウォーカーへの牽制にも便利。また、同じ赤のアンコモンプレインズウォーカーである無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigatorの生成するデビル・トークンとも非常に相性がいい。
[編集] ルール
- 常在型能力
- ルールの詳細は燃えさし口のヘリオン/Embermaw Hellion#ルールを参照。
- 「他の」であるため、自身の-2能力のダメージは増加しない。また、主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterlessでクリーチャー化した場合なども同様である。
[編集] 関連カード
- 特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage
- ヤヤ・バラード/Jaya Ballard
- 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage
- 焦熱の交渉人、ヤヤ/Jaya, Fiery Negotiator
[編集] サイクル
灯争大戦の、アンコモンの単色のプレインズウォーカーサイクル。常在型能力か誘発型能力と、マイナスの忠誠度能力を1つずつ持つ。各色に2枚ずつ存在する。
- 盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage(白)
- 放浪者/The Wanderer(白)
- 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor(青)
- 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils(青)
- はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage(黒)
- 憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted(黒)
- 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage(赤)
- 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator(赤)
- 群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack(緑)
- 野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter(緑)
[編集] ストーリー
打倒ボーラス/Bolasのため、ゲートウォッチ/The Gatewatch一行と共にラヴニカ/Ravnicaに訪れたヤヤ/Jaya。
詳細はヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)を参照。
[編集] 参考
- さらなる大戦のゲーム (Making Magic 2019年4月29日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:灯争大戦 - アンコモン