打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス/Jon Irenicus, Shattered One
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伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
あなたの終了ステップの開始時に、対戦相手1人と、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。その前者はその後者のコントロールを得る。その後者の上に+1/+1カウンター2個を置き、その後者をタップする。このゲームの間、その後者は使嗾され、「このクリーチャーは生け贄に捧げられない。」を得る。(それは各戦闘で可能なら攻撃し、可能ならあなたでないプレイヤーを攻撃する。)
あなたがオーナーであるがコントロールしていないクリーチャー1体が攻撃するたび、あなたはカード1枚を引く。
自分のクリーチャーを強化して使嗾状態で押し付ける伝説のエルフ・ウィザード。
クリーチャーを押し付けるだけではカード・アドバンテージを失ってしまうが、それを二番目の誘発型能力でカバーしている。あなたがオーナーであるクリーチャーならば一番目の能力以外で押し付けても誘発するので、どんでん返し/Switcherooなどコントロール交換系のカードと組み合わせれば比較的少ない消費でカードを引くことができる。そのほか、自力で「裏切る」能力を持った奈落に住まう騙し屋/Treacherous Pit-Dwellerや疫病の肉裂き/Plague Reaverなどと組み合わるのも良いだろう。
押し付ける能力は単に困っているプレイヤーに戦力を分け与える政治的な使い道もできるが、真骨頂は寄付/Donateよろしくペナルティ能力を持ったクリーチャーを送り付けることにある。生け贄に捧げることができないためコストとして逆利用される心配もなく、ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorや冒涜の精霊/Desecration Elementalのようにペナルティ能力が生け贄であるクリーチャーならば自害してのペナルティ解除すら許されなくなる。ただし、あまり派手なペナルティ能力を持ったクリーチャーを使うとジョンが除去されるなどして押し付けに失敗した際の被害も大きくなってしまう。そのため、打ち消しなどジョンを守る手段は必須と言える。
[編集] ルール
- コントロールを得させる能力
- 「生け贄に捧げられない」効果については突撃鎧/Assault Suitを参照。
- 使嗾と生け贄に捧げられない継続的効果は領域を移動すると解除される。「このゲームの間」という表記だが、MTGアリーナの永久に発揮される効果とは異なる。
- カードを引く能力
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いの、レアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 四公会議/The Council of Four(白青)
- 堕落者、アスタリオン/Astarion, the Decadent(白黒)
- 打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス/Jon Irenicus, Shattered One(青黒)
- 暴走魔法の使い手、ニーラ/Neera, Wild Mage(青赤)
- 残酷な救済者、ラファエル/Raphael, Fiendish Savior(黒赤)
- 夜の魔女、バーバ・リサーガ/Baba Lysaga, Night Witch(黒緑)
- ゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Boss(赤緑)
- アルダー・レイヴンガード大公爵/Duke Ulder Ravengard(赤白)
- 授けるもの、グランチ/Gluntch, the Bestower(緑白)
- 予見者、アローンド/Alaundo the Seer(緑青)