学生の代言者、マビンダ/Mavinda, Students' Advocate
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伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) アドバイザー(Advisor)
飛行
(0):あなたの墓地から、インスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。その呪文が、あなたがコントロールしているクリーチャーを対象としないなら、これによりそれを唱えるためのコストは(8)多くなる。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。毎ターン1回のみ起動できる。(呪文のコストは支払う必要がある。呪文のタイミングのルールも適用される。)
墓地のインスタントとソーサリーを擬似的にフラッシュバックできる伝説の鳥・アドバイザー。ただしその呪文は自分のクリーチャーを対象にしない限り8マナも余計にかかってしまうため、そうした強化呪文に特化したデッキ向け。
強化呪文は軽いカードが多いため、呪文を連発する必要のある魔技デッキにおける息切れ防止要員として役立ってくれるだろう。賢い光術師/Clever Lumimancerやレオニンの光写し/Leonin Lightscribeといった強力な魔技持ちと色が同じため、無理なくデッキに組み込みやすいのも追い風。
リミテッドではコンバット・トリックや強化呪文を使いまわすことで戦闘を掌握できるボムレア。除去を輝く抵抗/Beaming Defianceや教授の警告/Professor's Warningで複数回弾いたり、導きの声/Guiding Voice連打でアドバンテージを稼いだりとまさにやりたい放題である。起動型能力を抜きに考えても2/3飛行という4マナ相当のサイズを3マナで使えるだけで優秀といえる。
- 相手のクリーチャーと自分のクリーチャーの両方を対象に取る場合、コストは増加しない。
- 白は小型クリーチャーやエンチャント・アーティファクトのリアニメイトに長けた色だが、墓地のインスタントやソーサリーを再利用するというのは珍しい効果である。色の協議会で白を担当するAri Niehいわく、白は他の色よりもインスタントやソーサリーでクリーチャーを強化しがちな色であり、これらのカード・タイプを扱うセットにおいて白らしい方法でアドバンテージを獲得できている、とのこと[1]。
[編集] ストーリー
マビンダ・シャープビーク/Mavinda Sharpbeakは、アルケヴィオス/Arcaviosの魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenの指導相談員を務めるオーリン/Owlin。女性(イラスト)。
対人関係の問題であれ、大学の選択であれ、マビンダはいつでも思慮深い言葉と心温まる翼で学生を助ける用意をしている。彼女は温和で思いやりがあるように見えるが、侮ってはいけない。ストリクスヘイヴンの職員たる彼女は、他者に頼らずとも強大な魔道士であり、強力な共感の魔法を振るう。彼女は通常、学生を落ち着かせ、学生の気持ちをより良く理解するためにその魔法を用いるが、いざという時にはもっと弱らせるような感情を呼び起こすこともできる。
[編集] 登場作品・登場記事
- Episode 1: Class Is in Session/メインストーリー第1話:新学期、到来(Magic Story 2021年3月25日 Adana Washington著、名前のみ)
- The Legends of Strixhaven/ストリクスヘイヴンの伝説たち(Feature 2021年4月13日 Fox Allison, Doug Beyer, and Ari Zirulnik著)