奮励
提供:MTG Wiki
奮励(ふんれい)/Striveは、ニクスへの旅で初登場した能力語。
[編集] 解説
追加コストを支払うことでソーサリーやインスタントの対象を増やせる能力を表す。
統率者2020で再登場し、新たに銅纏いの呼集/Call the Coppercoatsが追加された。
[編集] ルール
- 奮励は追加コストである。基本的なルールについては追加コストの項を参照。
- マナ・コストを支払うことなく唱えるなどの代替コストで唱える場合でも、二つ目以降の対象については追加コストを支払う必要がある。
- 呪文のマナ総量は、支払われた追加コストに関係なく、常にカード右上に書かれたマナ・コストから算出される。例えばアジャニの存在/Ajani's Presenceのマナ総量は常に1である。
- 「望む数の~を対象とする」という語が使われているため誤解を招きがちだが、対象を無制限に増やすメカニズムではない。対象を1つ増やすごとに1回の追加コストを支払うメカニズムである。生撃ちでは対象1つ、追加コストを1回払えば対象2つ、2回払えば対象3つ…と覚えると理解しやすい。
- 例としてアジャニの存在/Ajani's Presenceならば、クリーチャー1体を対象として唱えるなら追加コストなしの「(白)」、2体なら(白)+(2)(白)で「(2)(白)(白)」、3体なら(白)+(2)(白)+(2)(白)で「(4)(白)(白)(白)」…と総コストが増えていく。
- 一つの奮励呪文で同じ対象を2回選ぶことはできない。
[編集] その他
- 火の玉/Fireballと性質がよく似ている。
- 同様に多重キッカーとも似ている。多重キッカーが呪文の質(火力呪文なら威力)を増やすが、こちらは呪文の量を増やす(火力呪文なら取る対象数)のに特化している。
- 効果が増えるという点では複製とも似ているが、こちらはコピーでなく対象が増えるだけなので、打ち消しは1度で済む。
- 複数のクリーチャーを対象にできることから、英雄的との相性が良い。
- 奮励の能力語は使われていないが、カルロフ邸殺人事件では同一の能力を持った過当な尋問/Officious Interrogationが登場した。