久遠の歌の咆哮/Roar of Endless Song

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Roar of Endless Song / 久遠の歌の咆哮 (2)(緑)(青)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― 緑の5/5の象(Elephant)クリーチャー・トークン1体を生成する。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各クリーチャーのパワーとタフネスをそれぞれ2倍にする。


ティムール/The Temurの信仰するエネルギー、久遠の歌/The Endless Songにまつわる英雄譚

I,II-
トークン生成
バニラではあるものの、合計サイズは10/10と大きい。
III-
自分の全クリーチャーパワー/タフネス倍にする
I,II章で生成した象だけでも合計パワーは20となり、2人対戦ならば致死量の打点となる。
もちろん、他にクリーチャーを並べていればさらに効果は上昇する。

パンプアップしかできないカードと比べトークン生成がある分腐りにくく、単独でゲームエンド級の打点を供給できるのが持ち味。しかし英雄譚特有のタイムラグと、回避能力を与えられない点が合わさり評価を落とす。具体的にはIII章に向けて準備している間に対戦相手にブロッカー展開されると、チャンプブロックによりIII章の持ち味を活かしづらくなる。もちろん、III章までの間にクリーチャーを除去される恐れもある。

クリーチャー軸のデッキにおけるエンドカードとしての役割に期待するならば、踏み荒らし/Overrunカードの方が奇襲性・速効性の面でも、回避能力を付与できるという面でも優れている。このカードを活かすならば、サイズ倍化と相性が良いトランプル持ち大型クリーチャーと併用したい。そのほか、ガラクの蜂起/Garruk's Uprisingはトランプル付与で弱点を補えるうえ、I,II章で計2枚ドローできるので相性が良い。

構築ではピーキーさからあまり振るわない一方、リミテッドではボムレア戦闘が主体になるフォーマットの性質上III章が機能しやすく、強力なエンドカードとなれる。タルキール:龍嵐録において、タフネスに依存しない全体除去神話レア生を産む死/Death Begets Lifeスペシャルゲスト破滅の根本原理/Ruinous Ultimatumのみであり、III章を目前に更地にされるということもまずない。仮にIII章でトドメを刺せなくても、5マナで5/5を2体並べたというだけでマンモスの咆哮/Mammoth Bellowよりもマナ効率で優れている。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

タルキール:龍嵐録英雄譚サイクル。各氏族/Clanを象徴し3色に各1枚存在する。稀少度レアで英雄譚としては初めてボーダーレス版のブースター・ファンが存在する。

[編集] 参考

MOBILE