シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast
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Melira, Sylvok Outcast / シルヴォクののけ者、メリーラ (1)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)
あなたは毒(poison)カウンターを得られない。
あなたがコントロールするクリーチャーは、その上に-1/-1カウンターを置くことができない。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは感染を失う。
ファイレクシア/Phyrexia陣営のシステムを三重に無力化する伝説のクリーチャー。あなたやあなたのコントロールするクリーチャーが毒カウンターと-1/-1カウンターを得られなくなる他、対戦相手の感染持ちクリーチャーから感染を失わせる。
一番の役割は感染対策だろう。感染クリーチャーはパワーが控えめに抑えられる傾向があるので、通常のダメージを与える様にすることで実質的な弱体化に繋がるが、ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmotherをノーリスクで使えるようになるため、感染デッキにお守り的に組み込まれる可能性もありそうである。残り2つの能力は感染クリーチャーに対しては結果的に何も影響しなくなるものの、伝染病の留め金/Contagion Claspなどの-1/-1カウンターを用いた除去や、ピスタスの一撃/Pistus Strikeなどの直接毒カウンターを与える呪文に対しては効果的。黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenithで対戦相手のクリーチャーだけを一方的に虐殺できたりもする。
- -1/-1カウンターを置かれた状態で戦場に出るクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出る場合、それが配置されることなく戦場に出る。
- これの後に刻まれた大怪物/Etched Monstrosityを戦場に出せば、無色5マナの10/10クリーチャーとなる。ただし、刻まれた大怪物の起動型能力は起動できなくなる。
- シャドウムーア・ブロックの頑強との相性がよく、無限頑強のコンボも可能。
- 頑強とは逆に、傷鱗の儀式/Scarscale Ritualとの相性は最悪。追加コストを払えなくなるので実質唱えられない。
- メリーラが戦場に出る以前から置かれていた毒カウンターや-1/-1カウンターは取り除かれない。
- 萎縮は失わせないため、萎縮を持つクリーチャーがあなたのコントロールするクリーチャーにダメージを与えても何も起こらなくなる。
- ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlifeとともにコントロールしていると、ダメージでは死ななくなる。
- ストーリーではミラディン/Mirrodinの希望の光であり、ファイレクシア対策となる能力を持つが、同時にファイレクシア陣営のカードとも多くのシナジーを形成している。
ストーリー
詳細はメリーラ/Meliraを参照。
参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ミラディン陣営 - レア