ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus
提供:MTG Wiki
1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
Darksteel Colossus / ダークスティールの巨像 (11)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
トランプル、破壊不能
ダークスティールの巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにダークスティールの巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
ダークスティールで登場した、破壊されないアーティファクトの筆頭。
破壊されない上にパワー11でトランプル。 場に出たら2ターン後には大体勝利をもたらしてくれるクリーチャー。 エンチャント以外をすべて消し去るあの抹消/Obliterateでも壊れずに残る。
過去登場したコロ助達の中でも最強クラス。 ライブラリーに戻る能力を持つためリアニメイトは困難だが、ライブラリーから直接呼び出す場合はそれすら無視できるどころかメリットにすらなりえる。 また、他のコロ助と異なり通常通りアンタップする。ズルい。
ウルザトロンなど歯と爪/Tooth and Nailを使うデッキでよく使われる。 召喚者の卵/Summoner's Eggから4〜5ターン目に出てきたりもする。とにかく場に出てくると絶望的になる。 また、袖の下/Briberyで奪われると涙が止まらないカードでもある。
ヴィンテージなら Mox→修繕/Tinkerで軽々出すことも可能。
超高速なこの環境であったとしても、1ターン目からこのクリーチャーを場に出されて耐えられるデッキは少ない。
それゆえこれを場に出す為にだけに修繕を入れるデッキ構築が往々にして行われている。
- 2番目の能力は置換効果であって誘発型能力ではない。
- したがってもみ消し/Stifleでこの効果を打ち消し、墓地に落としてリアニメイト…などということはできない。
- 能力そのものをなくしてしまえば流石に墓地に落ちる。お粗末/Humbleや謙虚/Humilityなどがある状態ではこの置換効果が働かない。
- 「場から墓地に置かれる場合、代わりにゲームから取り除く」の置換効果の適用下で、これが場から墓地に送られた場合、コントローラーが2番目の能力かゲームから取り除くかを選択することができる。→ 置換効果参照。
対策方法
対策方法もいろいろあるが、以下のような方法が有効。
- 場に出てから
撲滅/Eradicateや木っ端みじん/Splinterならば同時にライブラリーからも取り除ける。
- 映し身人形/Duplicantで刻印する。(これは除外と同時にコピーして利用する)
- 逆に利用する。
- 支配魔法/Control Magicや押収/Confiscateなどでコントロールを奪う。
- 反発/Backlashやキッカーつき苦悶の死/Agonizing Demiseなどで(破壊はできないが)11点ダメージ。
- 結核/Phthisisで(破壊はできないが)22点ライフロス。
- 攻撃を無力化する。
- 平和な心/Pacifismなどで戦闘参加を禁止。
- 魂の絆/Spirit Linkなどで打撃力を奪う(この場合、11ダメージに耐える方法がないとNG)。
- 秘宝の障壁/Relic Barrierや氷の干渉器/Icy Manipulatorでタップする。
- とりあえず時間稼ぎ。
- 悪魔の布告/Diabolic Edictなどで生け贄に捧げさせる(この場合、ライブラリーには戻ってしまうのでまた出てくる可能性はある)。
- 送還/Unsummonなどでバウンスする(素出しではあまり意味がないが、歯と爪などにより出された場合にはそれなりに効果的)。
参考
- [Top 50 Artifacts of All Time] 第32位(WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:ダークスティール - レア