回顧
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回顧/Retrace | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | イーブンタイド |
CR | CR:702.81 |
回顧(かいこ)/Retraceは、イーブンタイドで登場したキーワード能力。これを持つカードが墓地にあるときに機能する常在型能力である。
Monstrify / 怪物化 (3)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける。
回顧(あなたはこのカードを、それの他のコストの支払いに加えて土地カードを1枚捨てることで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。)
定義
回顧/Retraceは、「あなたはこのカードを、それを唱えるための追加コストとして土地カードを1枚捨てることで、あなたの墓地から唱えてもよい。」を意味する。
解説
追加コストとして土地カードを捨てることで、墓地にある回顧カードをマナ・コストを支払い唱えられるようにする能力である。「手札の土地カードが回顧カードのコピーになる」というイメージ。
その特性上、壌土からの生命/Life from the Loamとの相性が非常に良い。
ルール
- 回顧カードを唱えるタイミングは、そのカード・タイプなどによる通常のルールに従う。
- 回顧によってカードを唱える場合、他のコスト軽減・増加の効果を加味する。また、代替コストが適用できる場合、その代替コストに加えて土地カードを捨てることで、回顧によって唱えることができる。
- 似たような機能を持つフラッシュバックと異なり、唱えたカードが解決したり打ち消されたりした場合、それは墓地に置かれる。
- 回顧によってカードを唱えるとき、回顧カードはそれが唱えられる宣言時にスタックに移動する。よって、その宣言に対応して墓地対策カードで追放することはできない。
その他
- 元は「同じ色のカードを、回顧カードのコピーとして唱えられる」というデザインだったが、開発チームとの擦り合わせの段階で現在のような形に変更された(イーブンタイド池参考)。
- イーブンタイドでは、回顧を持つカードはすべてインスタントかソーサリーである(総合ルールにも明記されている)。パーマネント呪文でも正しく機能できるルールなのだが、おそらく、デザインの段階での「違うカードを、コピーとして唱える」という点からの影響だろう。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.78 共謀/Conspire
- 702.78a 共謀は2つの能力を示すキーワードである。1つ目は共謀を持つ呪文がスタック上にある間に機能する常在型能力であり、2つ目は共謀を持つ呪文がスタック上にある間に機能する誘発型能力である。「共謀/Conspire」は「この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたはあなたがコントロールしていてこの呪文と共通の色を持つアンタップ状態のクリーチャー2体をタップしてもよい。」と「この呪文を唱えたとき、これの共謀 コストが支払われていた場合、これをコピーする。その呪文が対象を取るなら、あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」を意味する。呪文の共謀 コストを支払うことは、rule 601.2b と rule 601.2f-h の追加コストの支払いのルールに従う。
- 702.78b 呪文に複数の共謀 能力がある場合、それぞれは個別に支払われ、誘発も自身の支払いに対してのみ行われる。他の共謀に行われた支払いを参照することはない。
- 702.78 共謀/Conspire
- 702 キーワード能力