デュエル・マスターズ
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デュエル・マスターズ/Duel Masters
テクニカルアドバイザーとしてNACこと中村聡を起用していたが、現在は真木孝一郎に変更されている。
およびWotC社により作られたトレーディングカードゲームのこと。10歳以上推奨。詳しくはWikipedia:デュエル・マスターズを参照。
主人公の小学生、切札勝舞(きりふだしょうぶ)がマジックを通して成長していく様子を描く…はずだったのだが、途中からは「デュエル・マスターズ」というマジックを簡略化した新しいカードゲームの話へと移行してしまった。 ちなみに「怪獣道」とはそのゲームのアメリカでのキャッチコピー。間違っても日本では使わない。存在意義は無さそうである。
初期は作者自身がルールを理解していないと思われる場面が多くあり、さらにターンの進行などがとても分かりにくく、ツッコミどころ満載の漫画だった。が、後半はゲームの様子が比較的分かるような描き方になってきたように思われる。特に、黄昏戦、邪藩戦は連載初期の汚名を返上するほどに人気が高い(内容が変わった今となっては懐かしい過去、となってしまったのだが)。
- コロコロコミック本紙での特集記事と並行して、ルール解説に重点を置いたような部分もある。
例えば勝舞が対三国戦で速攻に関するルールを忘れると言う、マジック慣れしたプレイヤーには到底考えられないことをやっているが、これは読者に召喚酔いに関するルールを印象づける為。
- 途中でマンガが変わったのは「著作権について議論が行われ仕方なく変えた」という俗説もあるが、ただ単により子供に分かりやすく、受けやすい物に切り替えたというだけの購買戦略という事がホビージャパンのみが損をする構図から見て取れる。
しかしいずれも推測の領域から出そうにもない。
- ちなみに単行本ではミスが一部直っていたりする。
たとえば「Sliver Queen, Brood Mother」がコロコロ掲載分では「シルバークイーンブラッドマザー」になっていたが、単行本では「スリヴァークイーンブラッドマザー」に修正されている。 しかし結局「ブラッド(Blood)」は間違えたままだった。正しくは「ブルード(Brood)」。
しかも、最初に出たカードはLibrary of Alexandriaで、周囲の子供が禁止カードだと叫んでいる。 その上天秤/BalanceとZuran Orbまで使うのだから実に豪快な漫画だ。
しかもパーミッションも神の怒り/Wrath of Godも見なかったのだから一体日本最高のデュエリスト育成所の環境はどうなっているのだろうか。
- なぜ、透戦(単行本1巻)で、神の怒り/Wrath of Godを使われるだけで主人公は負けるのだろうか。
一体どんなデッキを組んでいるのかが気になる所である。
- また主人公のカードチョイスにもいささか不可解なものが多い
例えば、連載当初愛用していた赤緑デッキステロイドは、ウィニー寄りのデッキにも関わらず、それらを同時に“殲滅”する地震/Earthquakeが切札として入っている。 また、読み切り連載時には、相手の黒ウィニーに対し、青単色デッキ(カブトガニ/Horseshoe Crab+錬金術の研究/Hermetic Studyコンボ搭載)で対抗している。 前者は完全なディスシナジーであり、後者ならバーンデッキの方が、よほどの事がない限り勝利する可能性が高く、展開で劣る青のチョイスは稀である。 ある意味“自虐的”な主人公であるのは間違いない
主な登場人物
&aname("Shobu");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>切札</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>勝舞</rt><rp>)</rp></ruby>
&aname("Rekuta");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>角古</rt><rp>)</rp></ruby>れく<ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>太</rt><rp>)</rp></ruby>
&aname("NAC");
&aname("Kyoshiro");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>黒城</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>凶死郎</rt><rp>)</rp></ruby>
&aname("Jamira");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>蛇美羅</rt><rp>)</rp></ruby>
- 「毒蛇王」。神殿でデュエル修行中の少年。神殿を訪れた勝舞に立ちはだかった最初の刺客。とはいってもただの噛ませ犬。使用するデッキはポイズンデッキ。訳がわからないが恐らく毒カウンターで勝利するのだろう。
&aname("Toru");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>神谷</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>透</rt><rp>)</rp></ruby>
&aname("Kintaro");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>難波</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>金太郎</rt><rp>)</rp></ruby>
- 「白い騎士団」のスカウト。茶単デッキを操る。自分を下した勝舞の力を認め、騎士団に引き合わせる。
- が、敗北をとがめられ除名。勝舞と行動を共に。
&aname("Hakuo");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>白鳳</rt><rp>)</rp></ruby>
- 「白い騎士団」の最高位者。不敗神話を誇る美少年。劇中ではついにマジックの腕を披露することは無かった。
&aname("Makoto");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>愛善</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>真</rt><rp>)</rp></ruby>
- 「白い騎士団四天衆」が伯。愛を重んじる赤使い。単行本のデッキ解説によるとスペッド・レッドだった模様。怒りに燃えると髪が逆立つ。
&aname("Gyujiro");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>邪藩</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>牛次郎</rt><rp>)</rp></ruby>
&aname("Mimi");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>黄昏</rt><rp>)</rp></ruby>ミミ
- 四天衆が叔。空手と演技の達人。青緑を使用。ハイランダーを嗜む。
- 白鳳にあこがれ入団したが、自分が練習台としてしか見られていない事実に絶望、離反。
&aname("Mikuni");
- <ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>三国</rt><rp>)</rp></ruby>