ホワイト・ライトニング
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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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ホワイト・ライトニング(White Lightning)
エラッタが出る前の要撃/Waylayを使ったテクニック、及びこのギミックを搭載したデッキ。 ターン終了ステップにおける「ターン終了時に」のチェックのタイミングの隙を突いている。
要撃/Waylayが登場したときのカードテキスト | |
Waylay / 要撃 (2)(白)
インスタント 騎士トークンを3個場に出す。これらのトークンは2/2の白のクリーチャーとして扱う。ターン終了時にこれらのトークンをゲームから取り除く。|| |
当初の要撃のテキストでは、対戦相手のターン終了ステップにプレイしてトークンを出すとゲームから取り除くのは次の自分のターンの終了時になっていた。
引用:総合ルール 20231117.0
そのため、自分のターンには召喚酔いの解けたトークンで攻撃することができ、まるで白いボール・ライトニング/Ball Lightningのように機能した。
このようなことが可能だった背景には、第6版導入時の大幅なルール変更が関係している。
要撃が登場したときのルールではエラッタ前のテキストでもこういったことはできなかったのだが、ルール変更によって上記のようなターン終了ステップの穴が発生してしまったのだ。
当時は十字軍/Crusadeも現役であり、このテクニックは非常に強力であった。 しかし、意図した使い方のカードになっていないという意味も含めて「要撃は戦闘フェイズの間にしかプレイできない。」という文を追加するというエラッタが出され、このテクニックを使うことはできなくなった。 さらに現在では、当初の意図に沿うように実存を使った形に修正されている。
- 同様の方法により、ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmageや鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerで出したトークンを水増しできる。
また、騙し討ち/Sneak Attackで出したクリーチャーを2ターンに渡って生き残らせることが出来る。 殴るためだけのクリーチャーでは意味が無いが、例えば悲哀の化身/Avatar of Woeなら、クリーチャーを1体除去し、さらに攻撃もすることが出来る。
サンプルレシピ
メインデッキ | サイドボード | ||||
26| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 2 | 沈静/Allay | |||
4 | 長弓兵/Longbow Archer | 1 | ハルマゲドン/Armageddon | ||
4 | ルーンの母/Mother of Runes | 1 | 消去/Erase | ||
4 | サルタリーの歩兵/Soltari Foot Soldier | 3 | 野戦外科医/Field Surgeon | ||
4 | サルタリーの僧侶/Soltari Priest | 3 | 謙虚/Humility | ||
4 | 魂の管理人/Soul Warden | 1 | 平地/Plains | ||
4 | コーの戦士/Warrior en-Kor | 2 | 崇拝/Worship | ||
2 | マスティコア/Masticore | 2 | 神の怒り/Wrath of God | ||
14| style="background:#eeeeff"|呪文 | |||||
4 | 十字軍/Crusade | ||||
2 | 栄光の頌歌/Glorious Anthem | ||||
4 | 解呪/Disenchant | ||||
4 | 要撃/Waylay | ||||
20| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
20 | 平地/Plains |