ジャングル巡視部隊/Jungle Patrol
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クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
(1)(緑),(T):《木材/Wood》という名前の防衛を持つ緑の0/1の壁(Wall)クリーチャー・トークンを1体生成する。
《木材/Wood》という名前のトークンを1体生け贄に捧げる:(赤)を加える。
防衛付きのクリーチャー・トークン生産能力と、その生成したトークンを赤マナに変換する能力を持つクリーチャー。切り倒した「木材」を壁にしたり、燃やして焚き火にしたりするといったイメージ。この2つの能力によってさまざまな使い道ができる多機能クリーチャーである。
とりあえずトークン生産ができるので、チャンプブロック担当生産にもってこい。自身も一応タフネスが2あるため、小物相手ならば自身でブロックしつつトークンを出すという芸当もできる。
また、トークンのマナ化により、緑→赤のマナフィルターとしても使用できる。さらにトークンを複数並べれば、マナをターンをまたがって蓄積できるようなものなので、ちょっとしたマナ加速にも使用できる。
とはいえ、緑の4マナ帯のクリーチャーとしては中途半端。緑ならマナ加速用にはもっと軽量で使いやすいカードは多々あるし、これは攻勢には使いづらい。残念ながら、あまり活躍はしていなかった。
オラクルの変遷
印刷時のテキストでは、トークンは木材/Woodという特有のクリーチャー・タイプを持ち、マナ生成能力の生け贄も「木材トークン」と指示されていた。
2002年10月のオラクル更新では、生け贄が「木材・壁」に変更され、トークンに限らず、霧衣の究極体/Mistform Ultimusや霧衣スリヴァー/Mistform Sliverなどもマナに変換できるようになった。
ミラージュのMagic Onlineリリースに伴う2005年9月のオラクル更新では、木材から植物に変更され、生け贄は「植物・壁」に変更された。また、ジャングル巡視部隊自身も人間のクリーチャー・タイプを獲得した。
2006年1月のオラクル更新では、生け贄は「植物・壁トークン」に変更され、先述のクリーチャーをマナに変換することはできなくなった(それらのコピー・トークンならば変換可能だった)。
2010年4月のオラクル更新では、「木材/Wood」という名前の壁トークンを作るように変更され、植物のクリーチャー・タイプを失った。花の壁/Wall of Blossomsやほくちの壁/Tinder Wallと違い「木材」は生きていないため、植物としてみなされないようである。生け贄も「『木材』という名前のトークン」に変更され、これが生産したトークン(およびそれや_____のコピー・トークン)しかマナに変換できなくなった。