タックス・ラック
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タックス・ラック(Tax Rack)黎明期のエクステンデッドで、土地税/Land Taxと巻物棚/Scroll Rackのシナジーを中核とした白赤ビートダウンデッキ。製作者はRandy Buehler。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
アーティファクト
(1),(T):あなたの手札のカードを望む枚数だけ裏向きのまま追放する。あなたのライブラリーのカードを上から同じ枚数だけあなたの手札に加える。その後、その追放されたカードを見てそれらをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
基本は標準的な白赤ビートダウンと同じで、白のウィニークリーチャーによるビートダウンを赤の火力でサポートする。
毎ターン3枚土地が手札に増えるという土地税/Land Taxの圧倒的なカード・アドバンテージを巻物棚/Scroll Rackを使用することでハンド・アドバンテージに変換する。追加の手札増強手段として税収/Titheも多くの場合併用される。
こうして得たアドバンテージを、浄火の鎧/Empyrial Armorによるクリーチャー強化に使用したり、炎の嵐/Firestormに変換して敵クリーチャーを一掃したりする。手札に土地が入りやすいことからマナ加速としてモックス・ダイアモンド/Mox Diamondが採用されることが多い。
あまりに得られるアドバンテージが大きすぎることから土地税/Land Taxは1998/1/1付けでエクステンデッドの禁止カードに指定されてしまい、このデッキもその命脈を絶たれることになった。
- 同時期のエクステンデッドに存在した白赤ビートダウンのザ・ガンと異なり、こちらは純粋に土地税/Land Taxのアドバンテージ面にのみ着目したデッキと言うことができる。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (14) | |
2 | ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman |
4 | サバンナ・ライオン/Savannah Lions |
4 | サルタリーの僧侶/Soltari Priest |
4 | 白騎士/White Knight |
呪文 (28) | |
3 | 解呪/Disenchant |
2 | 炎の嵐/Firestorm |
4 | 土地税/Land Tax |
4 | 稲妻/Lightning Bolt |
4 | モックス・ダイアモンド/Mox Diamond |
3 | 巻物棚/Scroll Rack |
4 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
4 | 税収/Tithe |
土地 (18) | |
1 | Kjeldoran Outpost |
8 | 平地/Plains |
4 | Plateau |
1 | Savannah |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
3 | 沈黙のオーラ/Aura of Silence |
1 | 解呪/Disenchant |
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing |
2 | 名誉の道行き/Honorable Passage |
3 | 紅蓮破/Pyroblast |
2 | 砂のゴーレム/Sand Golem |
2 | スレイマンの遺産/Suleiman's Legacy |