タップ
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タップ/Tapとは、
- 「タップする」と動詞で用いられた場合、場に出ているカードやトークン(パーマネント)を傾けて、縦から横にすることを意味する。これはキーワード処理である。
- 「タップ状態である(be tapped)」など形容詞として用いられた場合、パーマネントが傾けられている位相を意味する。ようするに既に使われたということ。
攻撃に参加したときや、一部の起動型能力をプレイしたときなどにそのクリーチャー(やパーマネント)はタップされる。タップ状態のクリーチャーは、攻撃にもブロックにも参加できない。タップ状態であるか否かはパーマネントの位相の1つである。
また、いわゆる召喚酔い状態の時、そのクリーチャーはコストにタップ・シンボルを含む起動型能力をプレイできない。
- もともとタップ状態だったパーマネントをタップすることはできない。この場合、タップするという行動は無視され、なにも起こらない(マジックの黄金律)。そのため、これにより「○○がタップ状態になるたび〜」の能力が誘発することはない。
- 右向きに傾ける人が多いが、その理由としてはカードに書かれているタップマークが右向きになっているからだろう。もちろん左向きに傾けてもかまわない。ちなみに、しっかり90度傾ける人や、適当に40〜70度ぐらいの人まで様々だが、ルール上は(左向きにせよ右向きにせよ)ほぼ90度に傾けなければならない。
- 「寝かせる」とは「タップする」という意味の俗的表現。対義語は「起こす」。また「タップ状態」を「寝ている」とも。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.16 公開する/Reveal
- 701.16a カードを公開するとは、そのカードをしばらくの間すべてのプレイヤーに見せるということである。効果によってカードが公開される場合、その効果のそのカードに関係する部分がすべて終わるまで公開され続ける。呪文を唱えるコストや能力を起動するコストとしてカードが公開される場合、そのカードはその呪文や能力が宣言されてからスタックを離れるまでの間公開され続ける。カードを公開することによって誘発型能力が誘発する場合、その誘発型能力がスタックを離れるまでそのカードは公開されたままになる。その能力が次にプレイヤーが優先権を得る時にスタックに置かれない場合、そのカードの公開は終わる。
- 701.16b カードを公開することは、そのカードの存在する領域を変更しない。
- 701.16c プレイヤーのライブラリーにあるカードが切り直されるなどして順番が変わった場合、順番が変わった部分にあった公開されたカードの公開は終わり、新しいオブジェクト になる。
- 701.16d プレイヤーに、1枚または複数のカードを見るように指示する効果が存在する。カードを見ることは、そのカードがその特定のプレイヤーにだけ見せられることを除いて、カードを公開することに関するルールに従う。
- 701.16 公開する/Reveal
- 701 キーワード処理