リスティックの洞窟/Rhystic Cave
提供:MTG Wiki
レイモスの環状列石/Henge of Ramosに続くマスクス・ブロック2枚目の5色地形。しかし弱点が大きく、実際には機能しにくいのが難点。
色マナをなんでも出せる可能性はあるのだが、たった1マナで簡単に妨害されてしまう。中盤以降ならほとんどのデッキは1マナくらい容易に支払えるし、しかもそれで対戦相手の色マナの生成を阻害できるのなら、むしろ喜んで支払うところ。序盤のビートダウンなら妨害しにくいかもしれないが、そんな低確率に賭けるより素直にペインランドを使った方が話は早いだろう。
リシャーダの港/Rishadan Portやからみつく鉄線/Tangle Wire、水位の上昇/Rising Watersといったマナ拘束と併用すれば色マナを出せる可能性は上がるが、それ以前に自身のマナ基盤が不安定になってしまうため意味がない。
冬月台地/Wintermoon Mesaとともにプロフェシーの使えない土地として双璧を成す。こちらはアンコモンである分パックから出た時のダメージは幾分かマシではあるが、それでもBen Bleiweissをして5色地形、もとい色マナが出せる土地の中で最悪と言わしめたカード。せめてデメリットなしで無色マナを生み出せたならばもう少しマシな評価をされていただろう。
- 印刷されたカードには最後の一文が無い。これはエラッタで付け加えられた部分である。呪文や能力のプレイ中に使用できてしまうと、もし対戦相手が(1)を支払ってマナが出ず、そのせいでコストが支払えなくなった場合に困ったことになるからである。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time第40位(Braingeyser)
- 5色地形
- カード個別評価:プロフェシー - アンコモン