束縛の皇子/Prince of Thralls
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対戦相手のパーマネントが場から墓地に置かれるたびにそのパーマネントか3点のライフ・アドバンテージが得られる。こちらの除去が更なるアドバンテージを生むことになり、その上、相手は急使の薬包/Courier's Capsuleのような自ら生け贄に捧げるカードを使いづらくなる。
とはいえ8マナのクリーチャーの持つ能力にしては勝利に直結しづらく、サイクルの他のクリーチャーと比較すると使いやすくはないだろう。
血染めの月/Blood Moonのような全てのプレイヤーに効果が及ぶパーマネントの場合、折角除去しても再び場に出てきてしまうことになるのがデメリットである。また、触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableが対戦相手の墓地に置かれた場合、相手が判断を誤らない限り、こちらが敗北することになる。
関連カード
サイクル
対応する「伝令」によってライブラリーから直接戦場に出すことができる。括弧内は対応する伝令。
- 浄火の大天使/Empyrial Archangel (天使の伝令/Angel's Herald)
- スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign (スフィンクスの伝令/Sphinx's Herald)
- 束縛の皇子/Prince of Thralls (悪魔の伝令/Demon's Herald)
- ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord (ドラゴンの伝令/Dragon's Herald)
- 神祖/Godsire (ビヒモスの伝令/Behemoth's Herald)
ストーリー
束縛の皇子/Prince of Thrallsはグリクシス/Grixisのデーモン(イラスト)。グリクシス魔法の達人で、アンデッド制御に長ける。(→Unearthing Grixis参照)
- 「Thrall」とは「奴隷」あるいは「隷属状態や服従状態」のことで、日本語名の「束縛の皇子」とは「束縛する皇子」くらいの意味合い(「束縛された皇子」ではない)。