タップ
提供:MTG Wiki
タップ/Tapとは、
- 「タップする」と動詞で用いられた場合、場に出ているカードやトークン(パーマネント)を傾けて、縦から横にすることを意味する。これはキーワード行動である。
- 「タップ状態」など名詞として用いられた場合、パーマネントが傾けられている位相を意味する。ようするに既に使われたということ。
攻撃に参加したときや、一部の起動型能力をプレイしたときなどにそのクリーチャー(やパーマネント)はタップされる。タップ状態のクリーチャーは、攻撃にもブロックにも参加できない。タップ状態であるか否かはパーマネントの位相の1つである。
また、いわゆる召喚酔い状態の時、そのクリーチャーはコストにタップ・シンボルを含む起動型能力をプレイできない。
- もともとタップ状態だったパーマネントをタップすることはできない。この場合、タップするという行動は無視され、なにも起こらない(マジックの黄金律)。そのため、これにより「○○がタップ状態になるたび〜」の能力が誘発することはない。
- 右向きに傾ける人が多いが、その理由としてはカードに書かれているタップマークが右向きになっているからだろう。もちろん左向きに傾けてもかまわない。ちなみに、しっかり90度傾ける人や、適当に40〜70度ぐらいの人まで様々だが、ルール上は(左向きにせよ右向きにせよ)ほぼ90度に傾けなければならない。
- 「寝かせる」とは「タップする」という意味の俗的表現。対義語は「起こす」。また「タップ状態」を「寝ている」とも。