共に逃走/Run Away Together

提供:MTG Wiki

2024年11月29日 (金) 20:50時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Run Away Together / 共に逃走 (1)(青)
インスタント

クリーチャー2体を、それぞれコントローラーが異なるように選び、対象とする。それらのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。


異なる陣営に属するクリーチャーが2人で一緒に逃げる羽目になってしまうバウンスインスタント

2人対戦の場合は現実からの剥離/Peel from Realityとほぼ同様の効果となる。自分のクリーチャーはETB能力出来事などを持ち再利用する旨味があるカードを、対戦相手のクリーチャーはそれらを持たずできるだけ重いもしくはオーラ装備ついたカードを戻しカード・アドバンテージテンポ・アドバンテージを稼いでいくのが基本戦術。

多人数戦の場合は、プレイヤーの選択肢が増えて自分のものを対象にする必要がなくなるためさらに便利になる。

エルドレインの王権リミテッド(特にブースター・ドラフト)においては、圧倒される弟子/Overwhelmed Apprenticeコモンマーフォークの秘守り/Merfolk Secretkeeperといったライブラリー破壊を行うクリーチャーがに多く、同じくコモンで集めやすいこのカードで再利用とテンポ・アドバンテージの獲得を同時に行うライブラリー破壊デッキがアーキタイプとして確立している。勿論他のETB能力持ちや出来事とも相性抜群。

ファウンデーションズ再録。こちらのリミテッドのカードプールには出来事メカニズムのような明確に相性のいいカードは少ないが、青にはETB能力持ちのクリーチャーがいくらかおり、青単色戦場インスタント・タイミングで介入する手段にも乏しいため、採用候補には挙がる。相手の除去に対応して唱えたり大ヒレの用心棒/Bigfin Bouncerを再利用し重ねてテンポを取ったりできれば申し分ない。

「美徳は美徳だ。それを育んだ心がどうであれ。」

[編集] ルール

  • 日本語訳ではややあいまいだが、「異なるプレイヤーにコントロールされているクリーチャー2体」がこの呪文の適正な対象である。命令の光/Ray of Commandなどによって解決時に両方のクリーチャーが同じプレイヤーにコントロールされていた場合、両方のクリーチャーが不正な対象となる。
  • 対象とした2体のクリーチャーのうち片方が不正な対象になっていても、それのコントローラーをチェックして、もう一方のクリーチャーが適正な対象であるかどうかを判定する。
    • 片方が呪禁などによって不正な対象になっていても、2体が別々のプレイヤーにコントロールされているのであれば、適正な方の対象はオーナーの手札に戻る。
    • 片方が戦場を離れていた場合、それの最後の情報(最後にコントロールしていたプレイヤー)を見て、もう一方が適正な対象であるかどうかを判定する。

[編集] 参考

MOBILE