神聖な訪問/Divine Visitation

提供:MTG Wiki

2024年9月11日 (水) 00:35時点におけるIfnirBlack (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Divine Visitation / 神聖な訪問 (3)(白)(白)
エンチャント

あなたのコントロール下でクリーチャー・トークンが1体以上生成されるなら、代わりに、それに等しい数の、飛行と警戒を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを生成する。


自軍で生成されるクリーチャートークンを全てセラの天使/Serra Angel相当に変えてしまうという豪快なエンチャント

これが戦場に出ていれば、コモンカード刎頸の友/Sworn Companionsすらフィニッシャーと化してしまう。これ自体が5マナといささか重いが、エンチャントの除去されにくさを考えれば、生き残ってターンが返ってくる公算は高いだろう。

この手のカードのお約束ではあるが、先出ししておく必要があり、2枚目以降が腐るという二点が大きな弱点。オーバーキルにもなりやすく、場合によっては単純な全体強化手段を優先させたほうが手っ取り早いという、根本的な問題もある。採用の際はデッキ全体の構成をよく考慮した上で決定し、特に投入枚数は慎重に判断したい。

登場時点のスタンダードでは、当初は豊富なトークン生成手段を備えるセレズニア・トークンセレズニア・ミッドレンジで試されたが、次第に数を減らしていった。上述した「全体強化で十分」という懸念が、同時収録かつマナ総量まで同じの不和のトロスターニ/Trostani Discordantによって証明されてしまった格好。その後はこれを採用した白赤トークンが結果を残している。軍勢の戦親分/Legion Warboss英雄的援軍/Heroic Reinforcementsから速攻付きで天使が飛び出してくるため、のんびりとした動きが補われているのが特徴。

トークン生成手段を必要とするため、リミテッドで活用できるかはカードプールに大きく左右される不安定なカード。2~3体程度天使を生成するだけでもフィニッシャー足りうるが、これを出した後にトークン生成カードを引かないと完全に置物と化してしまうし、これ自体を全く引けないということもあり得る。

  • ラヴニカのギルド版のイラストではボロス軍/Boros Legionの天使の一団が舞い降りてくる場面を描いているが、よく見れば降下している場所はただの公園で、後ろの方には犬を連れた市民等が小さく描かれている。フレイバー・テキストを見るに、公園で鳥に餌を与えていたところに天使の一団が降りてきて、思わず餌を差し出してしまったのだろう。ラヴニカ/Ravnicaの日常風景に天使がいることを印象付けられる、コミカルな一幕である。
天使たちは申し出には感謝したが、鳥の餌を食べることを礼儀正しく拒んだ。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカのギルド神話レア単色カードサイクル

[編集] 類似カード

トークン生成されるときに、トークンの特性を変更するか、追加でトークンを生成するカード。特記しない限り神聖な訪問とは違ってクリーチャー・カード。特性を変更せずトークンの数を倍にするものは倍増の季節/Doubling Seasonを参照。

逆に対戦相手の生成したトークンに誘発して生成するものにはがめつい市長、カンバール/Kambal, Profiteering Mayorが存在する。

[編集] 参考

MOBILE