手甲/Shuko

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Shuko / 手甲 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
装備(0)


手軽につけられる代わりに能力も地味な装備品。もっともパワーが手軽に上がれば御の字ともいう。

装備コストが0なので、セファリッドの幻術師/Cephalid Illusionistダールの降霊者/Daru Spiritualist有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomといった呪文や能力の対象になるたびに効果を発揮するクリーチャーとのコンボデッキが組める(→セファリッド・ブレックファーストループ・ジャンクション)。「ウルザの物語/Urza's Saga石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticなど単体でも強力なカードからサーチできる」「クリーチャーでないぶん除去に強い」といった点から類似カードの中でも融通が利き、優秀なコンボパーツとして優先的に採用されることが多い。コンボが決まらずゲームが長引いた際の殴り合いでは本来の用途通り戦場に残ったクリーチャーを強化することも。

カード名

カード名が誤訳なのか何なのかよく分からない訳になっている。普通、日本語で「手甲」と言ったら下記のものを指す。

てっこう ―かふ 3 【手っ甲】
手の甲を覆うもの。武具は多く革製、旅行・労働用には多く紺の木綿が用いられた。てこう。
三省堂提供「大辞林 第二版」より

しかし、元の英語版カード名が「Shuko」となっているのでやむなくだろうか、「しゅこう」と読み仮名が振られている。

また、イラストは本来「手鉤(てかぎ)」と呼ばれる道具が描かれている。単なるイラスト間違いである可能性もあるが、手甲は防具なのにタフネスではなくパワーが上がるようになっている事をあわせて考えると、元々「手の甲につける防具」をイメージして作ったカードではない可能性が高い。それを別の道具である手甲と勘違いした上に読み仮名まで間違えてカードを作ってしまったという事だろうか。

あるいはそうではなく、手鉤を手甲鉤とも呼ぶことがある(手甲に鉤が付いたものだから)ので、Ninjaが伝播する際に鉤の有無を区別せずに「手甲」として伝わり、「Shuko」と呼ばれるようになったという可能性もある。Ninja圏ではしばしば「Shuko」「Tekagi」「Neko-Te」は同一のものを示す模様。

  • ちなみに、同じ神河謀叛のレア猫手/Neko-Teがあるので、神河の世界では別物扱いらしい。

参考

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