社長兼CEO、Mr.ハウス/Mr. House, President and CEO
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伝説のアーティファクト クリーチャー — 人間(Human)
あなたが4以上の目を出すたび、無色の3/3のロボット(Robot)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。あなたが6以上の目を出したなら、代わりにそのトークンと宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
(4),(T):6面ダイス1個と、追加で、この能力を起動するために支払われた宝物からのマナ1点につき1個の6面ダイスを振る。
シーザー万歳/Hail, Caesarのサブ統率者。6面ダイスを振る起動型能力を持ち、ダイスの出目が4以上ならロボット・トークンを、出目が6以上なら追加で宝物・トークンを生成できる伝説のアーティファクト・クリーチャー・人間。
自身の起動型能力により、最低でも約半分の確率でロボット1体を生成できる。宝物からのマナ4点で起動できればダイスを5個振れるので、期待値で2.5体のロボットと0.83個の宝物が生成される計算となる。とはいえこの起動型能力で振るダイスは単独で何の効果もないので、はずれればマナの払い損であるし、起動型能力の解決前に除去されると絶対にトークンが生成できなくなる。基本的にはこの能力は余剰なマナの受け口程度に思った方が良いだろう。
真価を発揮するのは他のダイスを振るカードと組み合わせた時であり、別の効果のついでにトークンを生成できるようになる。特に20面ダイスなど面の多いダイスと組み合わせることで確実性の高いトークン生成源となる。6面ダイスであっても、道化車/Clown Carなど振る回数の多いものや、アトラクションなど毎ターン安定して振り続けられるものと組み合わせることでトークンの生成量を伸ばせる。バーバリアン・クラス/Barbarian Class等のダイスの出目を大きくしやすくなる効果と組み合わせてもよいだろう。
自身・生成するトークン2種ともにアーティファクトなので、アーティファクト・シナジーを組み込むことも狙いやすい。
- 『シーザー万歳』に収録されたダイスを振るカードはこれとラックのボブルヘッド/Luck Bobbleheadしか存在せず、構築済みデッキそのままでは能力を活かしにくい。
- 日本語版はルール・テキストで「あなたが4以上の目1つを出すたび」が抜けている誤訳がある(拡張アート版は正常)。また、「Die」の日本語テンプレートは「サイコロ」であった(ピクシーの案内人/Pixie Guideなど)はずが「ダイス」となっているルール用語の訳し違いがある。
ルール
- ダイスの出目についてはサイコロ#ルールの項を参照。
- 6面ダイスだけではなく、20面体やそれ以外のダイスでも出目が4以上なら誘発する。
- ダイス1個の出目を参照する。自身の能力や、ネヴァーウィンターのハイドラ/Neverwinter Hydraのように複数個のダイスを振った場合、その出目の合計ではなく、4以上の出目を出したダイス1個につき能力が1回誘発する。
- 6以上の出目が出た場合宝物トークンが追加されるのは自己置換効果であり、置換効果のうち最初に適用される。例えばジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondがいるとき、ロボット・トークンだけを犬か猫・トークンにして宝物は置換せず追加する、というプレイングは出来ない。
- この能力はダイスを振るだけである。起動に対応して社長兼CEO、Mr.ハウスが除去されたなら、他にダイスを振ることを参照するカードが無い限り実質何も起きない。
- スタック上の能力がコピーされた場合、そのコピーにマナは支払われていないので、元の能力の起動に幾つ宝物からのマナを支払っていたとしてもコピーで振るダイスは1個である(コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピー)。
関連カード
Fallout統率者デッキのサブ統率者サイクル。各構築済みデッキにフォイル仕様で封入されている。稀少度は神話レア。
- 社長兼CEO、Mr.ハウス/Mr. House, President and CEO(赤白黒)
- ミニットマン、プレストン・ガービー/Preston Garvey, Minuteman(赤緑白)
- 再稼働、リバティ・プライム/Liberty Prime, Recharged(青白赤)
- 超越者、ザ・マスター/The Master, Transcendent(黒緑青)