ダークスティールの接合者/Darksteel Splicer
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 工匠(Artificer)
ダークスティールの接合者や、トークンでもこれでもないファイレクシアン(Phyrexian)1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、無色の3/3のファイレクシアン・ゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークンX体を生成する。Xは、あなたの対戦相手の人数に等しい。
あなたがコントロールしているすべてのゴーレムは破壊不能を持つ。
接合者/Splicerサイクルの破壊不能バージョン。1体だけでなく対戦相手の数だけ、さらに自身だけでなくトークン以外のファイレクシアンのETB時にも生成する。
一般的な4人対戦の統率者戦ならば出た時点で3体の3/3トークンが登場し、合計10/10とソンバーワルドの獣使い/Somberwald Beastmaster並の合計マナレシオを誇る。以降もファイレクシアンを出すたびに大量のトークンが生成されていく。7マナもする割にこれ自身は1/1と貧弱極まりないので早急に除去される可能性は高いが、それでもゴーレム自体は戦力として残るほか、破壊系の全体除去に巻き込まれても基本的にゴーレムは生き残る。ただし全体火力相手であるとゴーレムにダメージが蓄積したまま接合者が死亡することで、結果的にゴーレムも道連れになってしまうので注意。
低P/Tの重187クリーチャーの例に漏れず、夕暮れヒバリ/VesperlarkなどのP/T参照や、一時的な踏み倒しカードとのシナジーに優れる。例えば同構築済みデッキにはモイラとテシャール/Moira and Tesharの誘発を伝説またはファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャーを唱えて使えば、先に墓地から接合者が戦場に出た後に唱えたファイレクシアンが着地するので、戦場にゴーレム6体が残るギミックが搭載されている。
- 何らかの方法でこれ自身をゴーレムにすれば破壊不能を得られる。特に仮面林の結節点/Maskwood Nexusならばファイレクシアンとゴーレムの両方のクリーチャー・タイプを全クリーチャーに付与できるので、除去耐性を得つつ後続のあらゆる非トークンクリーチャーから大量のゴーレムを生成できる。
- イラストの背景には荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus(イラスト)がいる。荒廃鋼とはダークスティール/Darksteelを加工したものだが、このカード自体は加工前の方の名を冠している。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
新たなるファイレクシアの接合者サイクル。いずれも1/1のファイレクシアン・工匠であり、3/3のファイレクシアン・ゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成するETB能力と、ゴーレムをサポートする能力を持つ。白・青・緑に存在する。
- 探知の接合者/Sensor Splicer(白、コモン)
- 練達の接合者/Master Splicer(白、アンコモン)
- 刃の接合者/Blade Splicer(白、レア)
- 翼の接合者/Wing Splicer(青、アンコモン)
- 大槌の接合者/Maul Splicer(緑、コモン)
- 生命の接合者/Vital Splicer(緑、アンコモン)
後のモダンホライゾンではソーサリーになった接合者の技法/Splicer's Skillが、統率者レジェンズでは伝説のクリーチャーである回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicerが、機械兵団の進軍統率者デッキでは多人数戦仕様のダークスティールの接合者/Darksteel Splicerが登場した。