トーク:唱えてもよい
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リーアと当事者カードについて
溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedと当事者カード等の相互作用について追記して頂いていますが、この相互作用の理屈は以下のように認識しています。
- 墓地からカードを唱えるに際し、スタックに移動するよりも前に、唱える側の特性を持つ。(CR:712.11b、CR:712.11c、CR:715.3a)
- 墓地にあって唱える側の特性を持ったことで、リーアの効果によりフラッシュバックを持つ。
- CR:400.7gにより、スタックでもフラッシュバックを持つ。
つまりリーアの効果はやはりテキスト通りカードとしての特性を見ているのであって、呪文を見ているのではないという認識ですが、如何でしょうか。--053 2023年5月17日 (水) 09:03 (JST)
- 当該編集をしたものです。あの後質問箱の中の人からこのような回答をいただきました。
- これと照らし合わせますと、そちらのおっしゃられた内容で間違いないと思われます。厳密でない記述をしてしまい申し訳ありませんでした。--Yoidome 2023年5月17日 (水) 13:14 (JST)
- 質問箱様の回答や他の方のツイート等で出た情報を整理したところ、以下の解釈になりました。
- 呪文を唱えようとすることについて
- 分割カード、当事者カードなどはスタックに置く前にどちらで唱えるかが決定され、選ばれた代替の特性だけを持つ(CR:709.3、CR:715.3、CR:712.11)。
- 呪文を唱えることの第一段階はまずスタックに移動させることである(CR:601.2a)
- 特定の特性を唱えることを許可する場合、スタック上の特性で判定される。代替の特性があればそれに置き換えられる(CR:601.3e)
- フラッシュバック、再活など、「自身を唱えてよい」効果はスタック上で"のみ"機能する(CR:113.6e)
- もし唱えることが適正でないなら、唱えようとする前の状態に巻き戻る(CR:601.2e)
ではなぜ至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supreme+火+氷/Fire+Iceがダメで罪+罰/Crime+Punishmentがよいのか。それは再活が自身を唱えることを許可する能力だからであり、またその定義のうえで、「結果の呪文」を参照しているからである(CR:702.133a)。
- 1.で火/氷のうち半分を選ぶ→2.で選んだ方で置かれる→3.で単色と判断される→4.でスタック上で再活を持ってない→5.で不正なため巻き戻る
- 1.で罪/罰のうち半分を選ぶ→2.で選んだ方で置かれる→3.で2色と判断される→4.でスタック上で再活を持っている→適正なので唱えられる
これらの情報と、すでにページに記載されている内容をまとめると
- 「呪文」→継続的効果・単発的効果問わずスタック上で判断(反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage、スラムの巧技/Sram's Expertiseなど)
- 「カード」+継続的効果(スタック上で機能する「唱えてよい」効果の付与など)→スタック上で判断(溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedなど)
- 「カード」+単発的効果→それが最初にいた領域で判断(戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist、秘儀の砲撃/Arcane Bombardmentなど)
- こちらの説明で問題がなければ、以上の内容を元に清書しようと思いますが、いかがでしょうか。--Yoidome 2023年5月18日 (木) 21:41 (JST)