赤の防御円/Circle of Protection: Red
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防御円のなかで最も使われるカード。 黒の防御円/Circle of Protection: Blackとともに、第9版までの基本セットの皆勤賞であったが、残念ながら第10版には再録されなかった。 物語の円/Story Circleがある環境でも、赤の高速デッキに対抗するため用いられることもしばしば。多色デッキで使いやすいのも利点。
エンチャントを破壊できないうえ、対戦相手を倒す方法がダメージを与えるしかない赤にとっては、永遠の天敵カードである。 赤の対抗策としては土地破壊が挙げられるが、それすらこのコストの軽さでは効果が薄い。 アーティファクトに頼って対策する方が一般的である。 (昔なら、赤でもAnarchyや黙示録/Apocalypseによる直接破壊や、軽減用のマナを出してもダメージを与える魔力のとげ/Manabarbsという搦め手があったが…) 第10版に魔力のとげ/Manabarbsが再録された。 が、今度は10版にこれが再録されないという事態に。
伝統的な対抗策としてはネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskでの直接破壊が挙げられる。
また、冬の宝珠/Winter Orbでマナを制限して対抗する方法も、かつてはよく採用された。
比較的新しいものでは、選別の秤/Culling Scalesでの破壊、真髄の針/Pithing Needleでの封じ込め等の方法がよく見られる。
ほかにも、アーティファクトダメージで地道にライフを削ったり、Ghostly Flameやスランのレンズ/Thran Lens、ひずんだレンズ/Distorting Lensなどで発生源の色を赤以外に変えたりする手もある。
黎明期では、オーク弩弓隊/Orcish Artilleryやインフェルノ/Infernoといった自虐的な効果を軽減する為に、コンボ要員としてメインデッキから投入されていた。