忍者の苦無/Ninja's Kunai
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3点火力になったが、起動コストが増えた猛火の松明/Blazing Torchの実質上位種。
直近に登場した煮えたぎる大釜/Scalding Cauldronや銀弾/Silver Boltと比較すると、合計で3マナで済むのと任意の対象を取れる汎用性で勝るが、召喚酔いの解けたクリーチャーのタップが必要となっている分テンポの制約はむしろ増えた形。
リミテッドではデッキカラーを選ばない便利な除去手段。分割払いが可能なので隙も最小限に抑えやすく、対戦相手にも飛ばせるため無駄になる場面が少ないので、能動的に墓地に落としやすいので墓地活用とも相性がよい。アーティファクト関連のシナジーに加え、改善の条件を満たせる点も見逃せない長所。現実の設計者、タメシ/Tameshi, Reality Architectと組めさえすれば、毎ターン計4マナ起動で3点火力を維持し続けるボードコントロール性能が強烈。
- カード名とは裏腹に、手裏剣/Shurikenのような忍者が使用したときのボーナスは特にない。
- 2023年3月、MTGアリーナで「装備品自体を生け贄に捧げる起動型能力」を起動すると、代わりにコントローラーの全パーマネントが生け贄に捧げられ、その数だけ能力が増強されるという深刻な不具合が発生した。同月24日、パーマネントが7つあれば21点ダメージになる忍者の苦無と、やや威力に劣るが同様の行為が可能な猛火の松明/Blazing Torchを特に名指ししつつ、不具合を悪用しないようアナウンスが行われた。悪用によってランクを高めたりイベントに勝利したりした場合、アカウントの一時停止や資格の剥奪を行うと警告されている[1]。
- 元々が不具合なのでどのような処理が行われているか判然としないが、能力は1つのまま与えるダメージだけが増えているので組立分解/Defabricateなどで打ち消して防ぐことも可能である。とはいえ不正行為に正攻法で立ち向かう義理はないので、もし悪用者に遭遇した場合は粛々と通報すればいいだろう。
脚注
- ↑ @MTG_Arena(MTGアリーナ公式Twitter 2023年3月24日)