驚恐の目覚め/Startled Awake
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このカードを使う場合、普通は次の手順を繰り返すことになるだろう。
つまり役割としては繰り返し使えるライブラリー破壊呪文である。マナはかかるがその分一度に削れる枚数は多い。マナ・コストと能力の起動コスト、合わせて9マナごとに13枚と考えると石臼/Millstoneなどと比べても効率はよい。
しかし手順が多いぶんだけ隙も多い。ループがマナだけで完結せず、第2面の状態で攻撃して通す必要があるため、確実性はないし挙動も遅い。潜伏は完全な回避能力ではないため機能しない場面も多く、トークンに道を阻まれることも珍しくないだろう。もたもたしているうちに追放除去を食らえばループが途切れてしまうし、また第1面を何回も唱えることになるため打ち消しにも妨害されやすい。現実的に見れば、石臼などのほうが一度戦場に出すことができれば安定して削れるため扱いやすいだろう。
リミテッドではライブラリーが少ないため、うまく回収して2回使えれば勝てる。これ以外にライブラリー破壊カードが何枚かピックできていれば無理に回収を狙う必要もない。
- 手札に引くだけでなく墓地に置くことからでもループが始められるので、自分にライブラリー破壊を使って疑似的にサーチするプレイングも覚えておきたい。
- サボタージュ能力に頼らずに、何らかの方法でバウンスしてしまうほうが確実かもしれない。
- クリーチャー・タイプはナイトメアである。幽霊のようなイラストからスピリットと勘違いして霊体の羊飼い/Spectral Shepherdで戻したりしないよう注意。
- 墓地から何度でも戦場に戻るほうを主眼に組み直しの骸骨/Reassembling Skeletonのような使い方もできるが、さすがに重すぎか。