タップ

提供:MTG Wiki

2023年3月11日 (土) 18:27時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

タップ/Tapとは、

  1. 動詞で用いられた場合、戦場に出ているパーマネントを傾けて、縦(アンタップ状態)から横(タップ状態)にすることを意味する。これはキーワード処理である。
  2. 「タップ状態である(be tapped)」など形容詞として用いられた場合、パーマネントが傾けられている位相を意味する。

Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Opposition / 対立 (2)(青)(青)
エンチャント

あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体をタップする:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とし、それをタップする。



Swift Response / 素早い反応 (1)(白)
インスタント

タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。


目次

[編集] ルール

クリーチャー攻撃に参加したときや、タップ・シンボル支払う時などにそのパーマネントはタップされる。タップ状態のクリーチャーは、攻撃にもブロックにも参加できない。

いわゆる召喚酔い状態の時、そのクリーチャーはコストタップ・シンボルを含む起動型能力起動できない。詳細は召喚酔いの項を参照。ただし、対立/Oppositionなどの「あなたのコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:」のように、タップ・シンボルを含まないコストの支払いのためにタップすることはできる。詳細はタップ・アウトレットの項を参照。

もともとタップ状態だったパーマネントをタップすることはできない。この場合、タップするという行動は無視され、なにも起こらない(マジックの黄金律)。そのため、これにより「○○がタップ状態になるたび〜」の能力誘発することはない。

  • つまり前述の「あなたのコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:」の”アンタップ状態の~”という記述はルール上不要だが、誤解が無いように書かれているのだろう。

[編集] その他

  • 色の役割としては、対戦相手パーマネントをタップすることで一時的な無力化を図る効果は直接的殺傷を嫌うが最も得意とし、次いでの順。また、氷の干渉器/Icy Manipulatorなどアーティファクトにも散見される。タップに加えてアンタップを封じるような効果は「凍結」や「麻痺」を意味し、これは青が得意とする。
  • 右向きに傾ける人が多いが、その理由としてはタップ・シンボルが右向きに描かれているからだろう(カード画像)。ルールにはタップする方向についての規定はないため、左向きに傾けてもかまわない。ただし、タップする角度についてはマジック・イベント規定に「ほぼ90度回転させられていなければならない」と定められている。
  • 「寝かせる」とは「タップする」という意味の俗的表現。対義語は「起こす」。また「タップ状態」を「寝ている」とも。カードのデザイン上も、睡眠/Sleep盗まれた夢/Theft of Dreamsのようにタップ状態のクリーチャー=寝ているというイメージのものが存在する。
  • ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社はタップという言葉に関して商標登録をしており、ウィザーズ社の許可なく、勝手に使うことはできない。他社製のトレーディングカードゲームでタップに代わる用語を使っているのもこのため。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE